出版社内容情報
【解説】
列強に食い物にされ,内乱に明け暮れたこの国はいかに近代国家の道を歩んだのか。中国共産党はどのようにして政権を握ったのかなど,案外知らない隣国の近・現代史を解説。
内容説明
アヘン戦争に始まる中国の近代史は平和とは無縁の歴史であった。列強に食い物にされ、内乱に明け暮れたこの国はいかに近代国家の道を歩んだのか。中国共産党はどのようにして政権を握ったのか。革命中国はどうして政治や軍事において世界を震憾させうる力をもつ国家になったのか。中国、台湾、香港を理解し、その未来を予測するためにも不可欠の中国近現代史を様々なエピソードを交えながら解説する。
目次
第1部 古代帝国
第2部 清 満州王朝の成立と滅亡―1644~1912年
第3部 国民党の中国―序章
第4部 中国と第2次世界大戦
第5部 共産主義者の勝利
第6部 中華人民共和国―1949~76年
第7部 世界をゆるがす中国
第8部 海外の中国人
第9部 1976年以後の中国