出版社内容情報
原寸復刻された迫力ある名所絵を読み解き、江戸時代の大阪へ誘う案内書。全三十六景に厳選した絵図は、全体図を鑑賞した後で部分図を添えて細部まで絵解きし、丁寧に解説する。複数の絵師が臨場感たっぷりに描く道頓堀や新町遊廓、三大市場や天神祭の賑わい、有名寺社や郊外の名所から、現代につながる生活文化や歴史・地理が体感できる。資料編として、約340点に及ぶ全絵図を縮小掲載し、地名やキーワードでも引ける画期的な図典。
内容説明
原寸復刻された迫力ある名所絵を読み解き、江戸時代の大阪へ誘う案内書。約340点超に及ぶすべての絵図も縮小掲載し、地名やキーワードで引ける画期的な図典。
目次
第1章 大坂へ来たりし験(道頓堀のからくり芝居―オランダ人を仰天させた人気芝居;浮瀬の奇杯―浪花の名物料亭が京、江戸にもあった ほか)
第2章 四季の賑わい(今宮の十日戎―海の神はなぜ商売の神になったか;住吉の浜―旧暦三月三日は潮干狩り ほか)
第3章 名所の絵物語(高津宮の仁徳天皇―なぜ、古代の都が名所図会の巻頭に;江口の遊女―西行と遊女の出会いに謎の琵琶 ほか)
第4章 津の国山河(八軒家から熊野―八軒家は聖地への玄関口だった;安治川橋と大湊―安治川橋はなぜアーチを描くのか ほか)
資料編 図典「摂津名所図会」(住吉郡;東生郡 ほか)
著者等紹介
本渡章[ホンドアキラ]
1952年、大阪市生まれ。作家。1996年、第三回パスカル短篇文学新人賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ひなぎく ゆうこ
わ!
kaz
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