出版社内容情報
ボルダリングの流行や登山女子マンガの大ヒットなど、近年ますます注目を集めている山登り。山の楽しみ方は数あれど、まだ暗いうちに山に登り、美しい夜景を楽しむナイトハイキングも静かなブームを呼んでいます。
昼とはまったく雰囲気の違う夜の山に足を踏み入れ、美しい夜景を眺めれば、日常の喧騒から解放され、心癒されるひとときを過ごせること間違いなし。
とりわけ関西は、都市部と山との距離が近いため、ナイトハイキング絶好ルートの宝庫なのです!
本書は、滋賀・京都・大阪・奈良・和歌山・兵庫の2府4県に存在する多くの山夜景スポットの中から、ナイトハイキングは初めてという方から上級者まで楽しめる29のコースを厳選。関西屈指の写真家・堀寿伸による美麗な夜景写真とともに、ルート詳細からアクセス方法、夜景ポイントまでナイトハイキングの基礎をくわしく解説します。
●ナイトハイキングって?●
ふつう、ハイキングは朝やお昼の明るいうちに出発して、日が暮れるまでに帰りますよね。
一方、ナイトハイキングは、その名の通り日が暮れてからが本番です。
ヘッドライトを装着し山へ登り、目的地では夜食をとったり、美しい夜景を眺めたり。
これまでとは一味違うハイキングを楽しめるとあって、近年じわじわと人気を集めています。
●ふつうのハイキングとどう違う?●
1.日が暮れる前に山に登って夜遅くに下りていくか、
2.夜になってから登って夜遅くに下りていくか、
3.夜になってから登って明け方に下山するか
の3パターンがありますが、いずれも暗いうちに山道を進むことになります。
通常の山登りでも、油断をすれば事故に繋がりかねません。
ナイトハイキングでは、安全のために昼の間に下見をし、ルートによく慣れておく必要があります。
十分な準備と慎重さは欠かせませんが、暗い山道を行く非日常的なシチュエーションや、なかなか見る機会のない山夜景を堪能することができるのは、ナイトハイキングならでは。
本書では、初心者でも比較的アプローチしやすく、かつ綺麗な山夜景が見られるコースを厳選し、ルートの詳細とともに紹介します。
●本書の特徴●
1.山夜景の宝庫・関西2府4県のスポットから、ナイトハイキングは初めてという方から上級者まで楽しめる29のコースを紹介。
2.ひとことアドバイス付きルートマップや、道のりにある目印の写真とともに、各コースを丁寧に解説。アクセス情報などの各種データはもちろん、感動指数・難易度・疲労度がひと目で分かる指標つき。
3.関西屈指の写真家・堀寿伸による全スポットの美麗な山夜景写真を掲載。各所の夜景の見どころもピックアップしています。
4.もっと気軽に山夜景を楽しみたい人のために、「車で行ける山夜景」6スポットをコラムで紹介。
5.巻末にはナイトハイキングの装備や注意点など、全般的な心得を収録。初めてのナイトハイキ
内容説明
関西2府4県の山夜景スポットより、ナイトハイキング初心者から上級者まで楽しめる29のコースを厳選。ルートマップに対応した写真つきで、道のりを詳しく解説。全スポットの美麗な夜景写真を多数掲載。車やロープウェイで行けるスポットも紹介、気軽に山夜景を楽しめる。
目次
第1章 大阪府の山
第2章 京都府の山
第3章 滋賀県の山
第4章 奈良県の山
第5章 和歌山県の山
第6章 兵庫県の山
著者等紹介
堀寿伸[ホリトシノブ]
写真家。1977年大阪生まれ。立命館大学経済学部卒。会社勤めをするかたわら、独学で写真の勉強を始める。2002年に夜景サイト『大阪at Night‐大阪の夜景‐』を開設。夜景文化の発展と認知度の向上を目指して活動を続けている。近年は映像クリエイターとしても注目されている
松原了太[マツバラリョウタ]
登山家。1975年大阪生まれ。大阪外語専門学校卒。生駒山から見える夜景に魅了され、夜景登山家としても活動を開始する。2008年に夜景サイト『夜景を見るためのナイトハイキングコース』を開設。関東と関西を中心に1000ヶ所以上の夜景スポットを巡り、現在は昼間の登山と夜景を見るためのナイトハイキング活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。