飛田百番―遊廓の残照

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飛田百番―遊廓の残照

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  • サイズ A4判/ページ数 85p
  • 商品コード 9784422250304
  • NDC分類 521.8
  • Cコード C0052

出版社内容情報

2004年1月14日(火)朝日新聞で「旧遊郭建築「鯛よし百番」を記録した写真集できあがる、北区の上諸尚美さん撮影」と紹介されました。
2004年1月29日(木)毎日新聞で「残したい大正ロマン」と紹介されました。
2004年1月29日(木)読売新聞夕刊 新刊欄で紹介されました。
2004年2月 2日(月)産経新聞「仕事机」欄で紹介されました。
2004年2月29日毎日新聞書評欄で「江戸遊里文化の息づく別世界」(藤森照信氏)と紹介されました。

【解説】
「鯛よし百番」は、大正7年に開業した飛田遊郭(とびたゆうかく)を代表する建物の一つ。大仰な唐破風、日光東照宮を模した待合、住吉大社の太鼓判のミニチュア、桃山風意匠の絢爛豪華な大広間、喜多八の間・祇園茶屋の間・紫式部の間・由良の間など部屋ごとに趣向が凝らされた小部屋と、様々な「遊びのデザイン」に充ちている。文化庁登録有形文化財のこのキッチュな数奇屋建築の魅力を、100枚のカラー写真で余すところなく伝える。

【著者・監修者】
橋爪紳也
大阪市立大学大学院文学研究科助教授。建築史・都市文化論専攻。1960年、大阪市生まれ。京都大学工学部建築学科卒業。大阪大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。京都精華大学人文学部助教授などを経て現職。著書に『大阪モダン』『祝祭の〈帝国)』 『日本の遊園地』『人生は博覧会』『集客都市』『モダン都市の誕生』ほか。

上諸尚実
写真家。1940年、鹿児島県生まれ。岩波映画製作所でPR映画撮影に従事した後、1920年代の都市や建築に興味を抱きスティール写真に転向、大阪の近代建築やニューヨークのアール・デコ建築を撮影し続けている。『近代大阪の建築』『珠玉の建築 中之島公会堂』『テラコッタの装い(大同生命肥後橋ビルの記録)』『集英小学校』『金甌小学校』などの撮影に携わる。

吉里忠史
テクニカルイラストレーター、舞・演芸演出家。プロダクションアップ経営。1938年、大阪市生まれ。二十三歳でイラストレーター、二十七歳で事務所設立。大阪全般、とくにミナミ、新世界に詳しい。著書に大阪弁の本『What's Maido』『新世界今昔絵地図セット』、また街の復元 「ミナミ浮世小路」、「飛鳥の名物開発企画」などをプロデュース。

加藤政洋
流通科学大学商学部専任講師。人文地理学専攻。1972年、長野県生まれ。富山大学人文学部人文学科卒業。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程修了。文学博士。花街研究にも携わる。著書に 『大阪のスラムと盛り場』、論文に「グローバル化と地理学的想像力」など。

内容説明

遊びのデザインで埋め尽くされた大阪の遊廓建築を細見する。

目次

廓の残照
遊びのデザイン
遊女のいる広間
名所めぐり
解説(「百番」の楽しみ方;「百番」の建築;飛田遊廓小史)

著者等紹介

橋爪紳也[ハシズメシンヤ]
大阪市立大学大学院文学研究科助教授。建築史・都市文化論専攻。1960年、大阪市生まれ。京都大学工学部建築学科卒業。大阪大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。京都精華大学人文学部助教授などを経て現職

上諸尚美[カミモロナオミ]
写真家。1940年、鹿児島県生まれ。岩波映画製作所でPR映画撮影に従事した後、1920年代の都市や建築に興味を抱きスティール写真に転向、大阪の近代建築やニューヨークのアール・デコ建築を撮影し続けている

吉里忠史[ヨシザトタダフミ]
テクニカルイラストレーター、舞・演芸演出家。プロダクションアップ経営。1938年、大阪市生まれ。二十三歳でイラストレーター、二十七歳で事務所設立。大阪全般、とくにミナミ、新世界に詳しい。著書に大阪弁の本『What’s Maido』『新世界今昔絵地図セット』、また街の復元「ミナミ浮世小路」、「飛鳥の名物開発企画」などをプロデュース

加藤政洋[カトウマサヒロ]
流通科学大学商学部専任講師。人文地理学専攻。1972年、長野県生まれ。富山大学人文学部人文学科卒業。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程修了。文学博士。花街研究にも携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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チョビ

5
本のなかで「キッチュ」「悪趣味」「チープ」を連呼されているが、味気ないマンションの中にあるせいか、あまり気にならない。むしろ昭和のラブホの走りだと思えば芸術にすら見える自分ってorz。町自体が明治からできたということで比較的新しい物件というところに驚いたが、それゆえに様々なアトラクション的なお部屋はさながら現代の「ひらパー(not USJ)」か。その大阪人的フロンティアスピリッツは眩しい。しかし、遊女部屋ないなあー、ここは貸部屋のみか?と思っていたら、現代は非公開部屋でした。そりゃそうよ! 2017/03/25

きいち

5
絢爛豪華、昭和の夢の世界を職人さんたちが具体化した建築を丁寧に捉えた写真集。確かに、食うや食わず、着のみ着のままの状態からこんなところ連れてこられたら、何が不幸で何が幸福なんかわからんくなってしまうやろなあ。今目の前にある格差を前提にした商売、善悪は問えんわ。2012/06/10

gtn

4
大正時代に建てられ、飛田遊郭廃止後も、料理店として現在に至る「百番」。贅を凝らした造作に目を見張る。一度その料理店「鯛よし」に行ってみたい。思ったほど高くないらしいから。2018/04/22

たな吉

2
中に入ってみたいような、入るのが怖いような。2014/05/08

あいあい

1
先日読んだ『写真家語る「百番」と飛田新地』の前編にあたる(たぶん)こちらも、良かった! 昨日仕事の帰りに、飛田新地へ行き女の子の顔ではなく、建物に眼を向ける。多くは建て替えられているのだが、それでも、古い趣のある建物もちらほら。二階部分のテラス、軒先、欄間の意匠。壁のタイル。素敵なのがちらほら。中に「別館 百番」という看板の建物もある。そうだったのか、いずれの本にも情報なし。 しかし「鯛よし百番」ますます行きたくなってきた!2019/07/02

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