出版社内容情報
【解説】
「大阪は観光都市か｣と聞かれると、大半の人は否定するだろう。しかし、いまや「観光｣は名所旧跡を訪ねる「見る観光｣から「する観光｣に転換しつつあり、「遊び観光｣「学び観光｣「癒し観光｣など、多様な方向に向かっている。そのような総合型観光の時代になると大阪は俄然魅力を発揮しはじめる。では、その大阪の魅力とは何か、それを歴史、娯楽、建築、人物、産業などあらゆる角度から探った、全く新しい「大阪観光｣のガイドブック。
【目次】
大阪再発見
河内湾から河内湖へ/なにわの都/難波と街道/能の舞台大阪/「大阪」誕生/大阪の住まい/なにわ八百八橋/「食い倒れ」の起源/西鶴・近松と大阪/なにわの科学精神/外国人の見た大阪/産業観光/大阪縁の人、縁の地/大阪のミュージアム/大阪の遊園地/OSAKAタワー物語/若者の「村」
大阪まち物語
大坂城物語/空堀商店街物語/生野・鶴橋物語/下寺町物語/四天王寺物語/住吉大社物語/平野郷物語/船場物語/中之島物語/梅田・堂島物語/天満・大川物語/御堂筋物語/心斎橋物語/道頓堀物語/難波・千日前物語/川
内容説明
だれかに話したいまち大阪、だれかと歩きたいまち大阪。都市の記憶と夢を訪ねる、新しい大阪学。
目次
１ 大阪再発見（河内湾から河内湖へ；なにわの都；難波と街道；能の舞台大阪；「大坂」誕生 ほか）
２ 大阪まち物語（大坂城物語；空堀商店街物語；生野・鶴橋物語；下寺町物語；四天王寺物語 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
0
☆わかりやすい本。2017/08/21
Hisashi Tokunaga
0
元禄二年の記録によると、大阪は世帯数に対し家持より圧倒的に借家世帯が多かった。公役や町役の負担を逃れるためであった。ここにも、お上に施策有れば、下々には対策がある歴史的な例示が存在することの証左である。
takashi
0
大阪はやっぱりおもろかった！2009/07/31
