空から見る驚異の歴史シリーズ
世界の城と要塞

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 21X28cm
  • 商品コード 9784422239828
  • NDC分類 520.2
  • Cコード C0322

内容説明

本書は世界の城と要塞をテーマに、先史時代から20世紀に至る各時代における城塞建築と防衛についてのさまざまな新技術を眺める世界一周の旅にお招きする。ケルト時代のアイルランドのダン・エンガス、中国の万里の長城、中東のアレッポ城、中世ヨーロッパのケルフィリー城、カルカソンヌの城塞都市、インカ時代のサクサイワマン、インドのマハラジャたちが建てたアンベールの城塞宮殿、築城家ヴァーバンが設計・建造したブレー城、刑務所に転用されたアルカトラズ、「大西洋の壁」の沿岸防衛建造物などを紹介する。

目次

ダン・エンガス―謎に包まれた先史時代の砦
エゴスティナ―「防衛」のためのギリシア芸術
万里の長城―一万里の長い壁
マサダ―ユダヤ人の抵抗の象徴
ゼノビア―ユーフラテス川に面したビザンティン帝国の城壁
クラック・デ・シュバリエ―十字軍が近東に築いた傑作
アレッポ城―アブラハムからアムルークの時代に至る天然の避難所
デルモンテ城―ゴシック美術とアラブ美術の融合が生んだ大理石建築の傑作
カルカソンヌ―城塞都市のお手本
ロンドン塔―イギリスの心臓部〔ほか〕

著者等紹介

スティルラン,アンリ[スティルラン,アンリ][Stierlin,Henri]
美術史、建築史家。美術書の著書多数。ジャーナリスト、写真家、出版者、ラジオ・テレビのプロデューサー。「大文明の比較者」といわれ、空間と風景のもつ意味を解釈するために、写真は遺跡のサイトの解読を補助する「知るための道具」と位置付け、つねに写真を利用する

森山隆[モリヤマタカシ]
大阪外国語大学スペイン語科卒。ソニー(株)を経て、ユネスコ本部(パリ)に勤務。1991年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

那由多

21
戦ありきで建てられた城と要塞の外観を撮影。周辺の地形まで利用しているのがよく分かる、展開式の大型航空写真が圧巻。どんな防衛を想定して建設したのか見てとれるのが凄い。どのページも開く度に驚かされた。2021/11/17

ジョニーウォーカー

19
この本、なにがスゴいかってまず装丁がスゴい。すべての見開きがそのまま上にペラリとめくれ、上空からの大パノラマ写真が出現するのだ。とくに中国の万里の長城なんて圧巻である。病的なまでに広大なスケール。かつて中国の王たちがいかにモンゴルの遊牧民を恐れていたのかがよくわかる。ちなみに表紙の写真は、イタリアのデルモンテ城。もう鉄壁すぎて住むのも大変だったんじゃないかと心配になるが、航空写真を見るとまた違った心境に。なんかこう、『進撃の巨人』の巨人になった気分になります。グフォフォ…。図書館本。2011/01/09

april-cat

14
なかなか凝った作りで、要塞の全貌がよくわかる素晴らしい本でした。敵はこの辺りから攻めて来るから、こう守って・・・とかシュミレーションも楽しい。万里の長城には絶句。なんもないところをこんなに壁作って・・・無意味に贅沢だ。要塞にも町ごと守るタイプ、城しか守らないタイプなどいろいろあるなぁ2013/07/19

ワッピー

5
特殊なページ組みを取り入れて、城の全体像をこのような形で見られるのは画期的ですね。ほかにもどんなシリーズがあるのか、気になります。2012/06/16

ネオ

3
世界の広さを実感します。歴史と共にあるこれらの城や城塞は城主の趣味が反映されたり、辛く悲しい記憶の痕などページをめくる度に思いを馳せてしまう。 2012/09/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/130368
  • ご注意事項

最近チェックした商品