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「神の再発見」双書
一神教の誕生―ユダヤ教、キリスト教、イスラム教

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  • サイズ B6判/ページ数 141p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784422214962
  • NDC分類 165
  • Cコード C0314

出版社内容情報

【解説】
宗教の長い歴史の中でも、一神教の誕生は特筆すべき「大事件」であった。なぜ一神教が誕生し、しかも世界中に広まったのか。本書では、ユダヤ教から、キリスト教、イスラム教へと続く一神教の歴史をとりあげ、それぞれの誕生の背景や変遷をたどり、一神教という信仰の形態から、どのような世界観、人間観が生みだされていったのかを明らかにしていく。

内容説明

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の成立と展開をたどり、人類の歴史に大きな影響をあたえた一神教の全貌に迫る。

目次

第1章 一神教の誕生
第2章 ヤハウェとイスラエル人の「歴史」
第3章 イエス・キリストの登場
第4章 世界宗教への道
第5章 最後の預言者、マホメット

著者等紹介

ヴァレ,オドン[Vallet,Odon]
1947年生まれ。国立行政学院(ENA)、パリ政経学院卒。法学博士。宗教学博士。パリ第1・第7大学で政治と宗教、法律と社会の関係などについて教えている。おもな著書に『世界の宗教』、『イエスとブッダ』、『宗教とは何か』、『女性と宗教』などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tama

6
他市図書館からのお取寄せ本 一神教が生まれた理由が知りたくて 結局よく分からなかった。少なくとも「砂漠ならでは」ではないらしい。ただ、沢山いる神々のそれぞれの神官は神以上に多く、小都市では支えきれない人数。都市毎で崇める神が違って揉めたりしてたとか。著者はフランスの宗教学、法学博士。「なぜできた?」という疑問には、人類学や経済学的アプローチが必要かも。ヤハウェ神は戦闘的。アークはモバイルな社。女性のベールは「私は他の者(男)の」所有物である標であり、大切。根が深いのねえ。2020/10/28

うえ

4
「20世紀に起こった激しい迫害と、異教徒との結婚による改宗が原因で、ユダヤ教は数字のうえでは勢いをなくしている。世界の人口は1911年から現在まで約3倍に増えているが、同じ期間にユダヤ教徒の数は20%しか増加していない。…1911年に世界でもっともユダヤ教徒が多かった国はロシアだ…ユダヤ教の未来は、なによりもユダヤ人の人口が今後どれほど増加するかにかかっている。ただ興味深いことに、ユダヤ教徒の中でも正統派の数は増えており、この現象は、あまり厳格でない自由な考え方を持つユダヤ教徒たちに不安を与えている。」2024/07/23

natukoba

1
絵付き、地図付き、このシリーズは何を読んでも面白い。この3大宗教の創成期の物語も何回読んでも面白い。キリスト教の三位一体。イスラムは3でなく唯一だからキリスト教の3は許されないと。三位一体とはよく考えた理屈。2017/01/22

riz

1
図版が多くて読みやすい!掲載されている絵画が美しい!ユダヤ・キリスト・イスラムの聖書には表現の違い(というか変化)あれどやはり同じような内容の記述があり、その違いが面白かったです。それぞれの聖書でどのような箇所がどのように変化し、そして解釈されているのか気になります。やはり読むしかない…のか。2013/05/06

ダージリン

1
歴史の理解に不可欠と承知していながら、これまで敬遠してきたのだが、少しは学ばねばと思い読んでみた。細かい教義は兎も角として、大きな流れを押さえるためには良い本であった。図も多くて読みやすいし。2013/07/10

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