「神の再発見」双書
神はなぜ生まれたか

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  • サイズ B6判/ページ数 142p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784422214955
  • NDC分類 161
  • Cコード C0314

出版社内容情報

【解説】
はるかな古代から、人間は神を崇め、宗教的な感情を持ちつづけてきた。「神の再発見」双書の第1巻である本書では、死への恐怖、生命誕生の謎、自然崇拝など、神と宗教の誕生に大きな役割を果たしたさまざまな要素を考察する。また、それらの要素が形を変えて現代社会のあり方にも大きな影響を及ぼしていることを明らかにし、いまなお切実に神や宗教を求める現代人の姿を浮き彫りにする。

内容説明

神と宗教の誕生の謎を、死への恐怖、生命誕生の神秘、人頭獣身像、自然崇拝など、さまざまな切り口から解きあかす。

目次

第1章 死への恐れと、宗教の始まり
第2章 いのちの神秘
第3章 なぜ、いけにえを捧げるのか
第4章 神になった動物たち
第5章 自然の中の聖なる力

著者等紹介

ヴァレ,オドン[Vallet,Odon]
1947年生まれ。国立行政学院(ENA)、パリ政経学院卒。法学博士。宗教学博士。パリ第1・第7大学で政治と宗教、法律と社会の関係などについて教えている。おもな著書に『世界の宗教』、『イエスとブッダ』、『宗教とは何か』、『女性と宗教』などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

6
「ひとびとはなぜ、神にいけにえを捧げるのか。自分の財産や大切なものを、またときには自分自身までを、どうして犠牲にするのだろう。フランスのベルクソンは、「いけにえとは神の恩寵を得るため、あるいは神の怒りを招かないために奉納されるものである」としている。…実際にいけにえの儀礼が行なわれていた事実を証明するのは難しい。すでに旧石器時代には死者の脳をとりだして食べる習慣があり、これは死者のもっている力を自らの体内にとりいれることが目的だったという。しかし…その人物がいけにえとして殺されたという証拠は残っていない」2020/06/04

ラグエル

5
アニミズム。ただし、網羅的。見るべきはやはりこのシリーズ特有の、カラー図版。そして資料編。発想のネタになることは間違いないという、宝庫。新しい知見や、鮮烈な結論など、期待してはいけない。2012/08/18

Isuke

0
BF。豊富な図版だけ斜め読み。フロイトの書斎の写真が興味深かった。2012/06/14

R

0
アニミズム(精霊崇拝)を主幹にあらゆる宗教の例を解説してありました。2011/09/20

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