出版社内容情報
頻発する自爆テロや大量破壊テロに収束の日は来るのか。「思想のために人を殺す」テロリズムの定義と歴史を、詳細に解説する。
「おまえたちが命を愛している以上に、われわれは死を愛している」。このビン・ラーディンの言葉が、暗澹たる未来を予測しているように、昨今では「死を愛している」としか思えない自爆テロや大量破壊テロが頻発している。しかし「思想のために人を殺す」といったように、本来テロには具体的な目的があった。政治目的を達成する手段のひとつがテロだったのだ。テロリズムの定義と歴史を知るのに最適な好著。
第1章 思想のために人を殺す
第2章 活動方法
第3章 演説
第4章 テロリズムは終結するか
目次
第1章 思想のために人を殺す
第2章 活動方法
第3章 演説
第4章 テロリズムは終結するか
資料篇―テロリズムの正体
著者等紹介
ユイグ,フランソワ=ベルナール[ユイグ,フランソワベルナール] [Huyghe,Francois‐Bernard]
政治学国家博士、研究指導資格保持者。国際関係戦略研究所(IRIS)研究員。リモージュ大学ヴァーチャル・キャンパス、パリ第4大学(ソルボンヌ)応用人文科学研究所(CELSA)などで、情報戦略を教えている
加藤朗[カトウアキラ]
1951年生まれ。早稲田大学大学院政治研究科国際政治修士修了。防衛庁防衛研究所助手、スタンフォード大学フーバー研究所客員研究員、ハーバード大学国際安全保障研究所客員研究員を経て96年に防衛庁防衛研究所を退職。同年、桜美林大学国際学部助教授、2001年同教授、2007年同大学教授。2009年よりリベラル・アーツ学群教授。2010年から12年まで国際学研究所所長も務めた
遠藤ゆかり[エンドウユカリ]
上智大学文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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