出版社内容情報
パリを舞台に優雅な絵画を数多く描き、「踊り子の画家」と呼ばれたドガ。その代表作とともに、天才画家の全貌を紹介する。
19世紀後半から20世紀初頭のパリで活躍したエドガー・ドガは、のちに「踊り子の画家」と呼ばれるように優雅な絵画を数多く描いた。ドガは印象派に分類されることもあるが、構図など制作の基盤はあくまでもルネサンスの巨匠や、信奉していたアングルの画風だった。絵画作品の『ダンス教室』や『ロンシャンの競馬』、彫刻作品の『14歳の小さな踊り子』など、彼の代表作とともに天才画家の全貌を紹介する。
目次
第1章 画家への道
第2章 歴史画から印象派展へ
第3章 踊り子の画家
第4章 最後の飛躍―激動の時代
第5章 長い晩年
資料篇―終わりなき探究の日々(手紙から見たドガ;同時代人が見たドガ;彫刻家ドガ)
著者等紹介
ロワレット,アンリ[ロワレット,アンリ][Loyrette,Henri]
オルセー美術館学芸員。1975年から77年まで、ローマのフランス・アカデミー宿泊研究員。19世紀フランス芸術に関する数多くの研究論文を発表している。1984年には「ドガとイタリア」展(ローマ)、1988年にはグラン・パレ(パリ)でのドガ回顧展のコミッショナーを務めた。その後、オルセー美術館館長をへて、現在ルーヴル美術館館長
千足伸行[センゾクノブユキ]
1940年生まれ。東京大学文学部卒。ミュンヘン大学にてドイツ・ルネサンス美術を学ぶ。TBS、国立西洋美術館、成城大学文芸学部教授を歴任。成城大学名誉教授
遠藤ゆかり[エンドウユカリ]
上智大学文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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