「知の再発見」双書<br> ノストラダムス―予言の真実

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「知の再発見」双書
ノストラダムス―予言の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 150p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784422211787
  • NDC分類 147.4
  • Cコード C0322

出版社内容情報

誤読された人文主義者の予言詩、真実の内容とは。

内容説明

ブームとしてノストラダムスを読む時代は終わった。これからこそじっくりこの予言者=詩人と向き合わなければならない。とりあえず本国フランスでブームが過ぎ去ったあとのノストラダムス解釈がどれほどのレベルに達しているかは、本書が明快な見取り図を提示しているといえよう。著者のひとり、パリ第一大学で教鞭をとるエルヴェ・ドレヴィヨンは、17世紀フランスにおける占星術に関する研究で学位を取得した歴史学者である。その意味からも、信憑性の高いノストラダムス文献が乏しいわが国において、本書が信頼できるこのうえないノストラダムス入門書になることは疑いない。

目次

第1章 祖国フランスの予言者
第2章 幻視者か、いかさま治療師か?
第3章 『詩百篇集』とその利用法
第4章 世界の予言者ノストラダムス
資料篇―医師にして詩人(人文主義者ノストラダムス;知識と実践;『化粧品とジャム論』;予言をむしばむ解釈という危険;日付のある予言)

著者等紹介

ドレヴィヨン,エルヴェ[ドレヴィヨン,エルヴェ][Dr´evillon,Herv´e]
歴史科上級教員資格者、歴史学博士。パリ第1パンテオン=ソルボンヌ大学助教授

ラグランジュ,ピエール[ラグランジュ,ピエール][Lagrange,Pierre]
科学社会学者。パリ高等鉱山学校のイノベーション社会学センター研究員を経て、現在は文化制度に関する人類学・歴史学研究所(フランス国立科学研究センター(CNRS))の準研究員。専門は「超科学」をめぐる論争の研究で、このようなテーマに科学社会史の手法を適用してきた。数冊の本、さらにアカデミックな雑誌および一般出版物に数多くの論文を執筆してきた

伊藤進[イトウススム]
1949年生まれ。名古屋大学大学院修士課程修了。現在、中京大学教養部教授。フランス・ルネサンス文学、思想専攻

後藤淳一[ゴトウジュンイチ]
1964年生まれ。中央大学文学研究科博士課程前期修了。仏文翻訳者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

54
何故にこのタイミングでなのかはさて置き、ノストラダムスがどのように時代を生きたのか知りたくて読みました。予言者のように理解されるが、深い知識と先見の明が「予見者」として重宝されていたが、時代は彼を「予言者」としていく。フランス人文主義のノストラダムスは、息子セザールに宛てた手紙でその苦悩を吐露している。いずれにせよ偉人には違いなかった。2020/08/09

eirianda

14
曲解したよくある予言集ではなく、ノストラダムスが予言を書く歴史背景などを交えた、ノストラダムスについての真面目な本だった。予言は四行詩で書かれているので、意味を都合のいいように読み取りやすく、時代時代で利用された…って、9.11のテロの後も偽ノストラダムスの予言がネットで流れ、オウムのサリン事件でも利用され…。恐怖の大王だもんね。良いようには使えない。ラブレーと同時代の人なのか、と妙なところで感心する。2017/06/22

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