出版社内容情報
【解説】
13世紀末から今世紀初頭までに活躍した偉大なスルタン,大宰相,宮廷内の権力者,オスマン帝国と対峙した西欧の君主など魅力溢れる人物群を中心に壮大なものがたりを展開。
目次
第1章 コンスタンティノープル占領まで
第2章 帝国の最盛期
第3章 オスマン国家
第4章 帝国の首都イスタンブル
第5章 芸術的飛躍
第6章 帝国の衰滅
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
133
これはオスマン帝国についての話でこの分野についてはあまり知識がなく、本も阿あまり読んでいないので参考になりました。特に歴史などを絵を多用して説明してくれるのでわかりやすい気がします。このような本を読むとやはり今回トルコの大統領のやり方が国民の賛同を得ることがわかるような気がします。2017/05/05
春ドーナツ
18
1683年。再びオスマン帝国軍はウィーンを包囲した。そして陣営の一部を放棄して再び退却した。「ゲオルク・コルシツキという士官はコーヒーの袋を手に入れ、コーヒー店を開いた。また、パン屋のペーター・ヴェンドラーはイスラムのシンボル、新月をかたどったパン、クロワッサンの製造を思いついた。ふたりとも、大儲けした」(117頁)カフェの発祥伝説は知っていたけれど、クロワッサンは初耳だ。近所のパン屋のチョコレートを生地に練り込んで、ホイップクリームをサンドするチョコクロワッサンは好物です。本の原題は「Soliman」。2019/09/29
futabakouji2
5
オスマン帝国を知るキッカケの本としては良い本です。絵やイラストがふんだんに使用されていて、日本とは違う文化があることを知ります。2018/08/24
keepfine
2
講談社現代新書と併読。カラービジュアル資料が充実していて、また文化史に詳しい。資料第1章で鈴木菫がオスマン帝国の興亡を手際よく要約しているのがよい。2017/05/04
قضيب
1
日本ではあまり知名度のない大帝国。その華麗なる歴史、文化がわかりやすく紹介されていた。ただ、フランス語を日本語に訳したものなので少々読みにくかった。2016/07/05
-
- 和書
- 仮名草子研究文献目録