出版社内容情報
【解説】
中国の食に関する文化・文明について様々な分野から言及する。味の文化をめぐって―調味料と香辛料/口に運ぶ食器類の変遷―手食,匙,箸の起源と発展等,興味深い話題満載。
内容説明
56の民族をもち日本の26倍の広さをもつ中国の民族や地域による食文化の多様性を民族学的に考察。
目次
第1章 味の文化をめぐって
第2章 文化と文明のはざまで(トウモロコシ;コンニャク;アマランタス)
第3章 口に運ぶ食器類の変遷
第4章 飯・麺・粉・〓
第5章 照葉樹林帯の発酵食品
第6章 油茶と末茶の原初的形態
第7章 シンボリズム
第8章 ゴカイ食・その他
第9章 食生活の知恵
第10章 ブタ食のタブー