創元世界史ライブラリー<br> 「聖性」から読み解く西欧中世 - 聖人・聖遺物・聖域

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創元世界史ライブラリー
「聖性」から読み解く西欧中世 - 聖人・聖遺物・聖域

  • 杉崎泰一郎
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 創元社(2024/05/17発売)
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  • サイズ 46判
  • 商品コード 9784422203478
  • Cコード C1322

出版社内容情報

古代末期から中世にかけて、キリスト教世界では聖人や聖遺物(聖人が身に着けたもの、触れたもの、聖人の肉体の一部など)への礼拝が盛んになり、それらを納める聖なる場所(聖堂、教会など)もまた聖性を帯びた。

こうしたモノや場所は、ほとんどの場合、聖職者や修道士によって聖人伝、奇蹟物語、儀式と結び付けられ、キリスト教信仰の基盤を固めるとともに、王権の強化や社会の統制にも寄与してきた。

本書ではこうした聖性イメージが西欧中世にいかなる影響を及ぼしてきたのか、古代末期から中世の終わりまでを対象に多角的に考察する。