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図説 世界の歴史〈9〉第二次世界大戦と戦後の世界

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784422202495
  • NDC分類 209
  • Cコード C0322

出版社内容情報

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新しい世界史のシリーズが誕生!!たったひとりの書き手による世界全史だからこそ味わえる「歴史を読む」楽しみ。各巻300点以上の美しいカラー図版が時代の息吹を伝えます。

<全10巻のラインナップ>
第1巻 「歴史の始まり」と古代文明(監修:青柳正規 東京大学教授)
第2巻 古代ギリシアとアジアの文明(監修:桜井万里子 東京大学教授)
第3巻 古代ローマとキリスト教社会(監修:本村凌ニ 東京大学教授)
第4巻 ビザンツ帝国とイスラーム文明(監修:後藤明 東洋大学教授)
第5巻 東アジアと中世ヨーロッパ(監修:池上俊一 東京大学教授)
第6巻 近代ヨーロッパ文明の成立(監修:鈴木薫 東京大学教授)
第7巻 革命の時代(監修:見市雅俊 中央大学教授)
第8巻 帝国の時代(監修:福井憲彦 学習院大学教授)
第9巻 第ニ次世界大戦と戦後の世界(監修:五百旗頭真 神戸大学教授)
第10巻 新たなる世界秩序を求めて(監修:立花隆 評論家)

内容説明

世界史研究の最高権威J.M.ロバーツが語りおろす人類400万年の歴史物語。「歴史の始まり」から9.11同時多発テロまで。1939年に勃発した第二次世界大戦によって、人類は未曽有の混乱と危機を体験することになった。ドイツのナチ党の台頭、ユダヤ人の大虐殺、真珠湾攻撃、原子爆弾の投下、共産主義勢力の拡大…。6年にもおよぶ世界大戦と、国際連合の創設や東西冷戦構造をへて、人類がまったく新しい世界にむけて歩み始めるまでを描く。

目次

第1章 激変するアジア情勢
第2章 オスマン帝国の遺産と西方のイスラーム圏
第3章 第二次世界大戦
第4章 戦後の新しい世界
第5章 人口、経済、科学、自然
第6章 宗教、心理学、国家

著者等紹介

ロバーツ,J.M.[ロバーツ,J.M.][Roberts,J.M.]
1928年生まれ。元サザンプトン大学副学長。長年、オックスフォード大学出版局の看板シリーズである「オックスフォード・ヒストリー・シリーズ」の総監修者をつとめた(“The Short Oxford History of the Modern World”“The New Oxford History of England”“The History of Europe”など)。1976年に『世界の歴史』を刊行し、大好評を博して以降、26年間にわたって改訂をつづけている。現代における世界史研究の第一人者

五百旗頭真[イオキベマコト]
1943年生まれ。神戸大学法学研究科教授。主な著書に『米国の日本占領政策―戦後日本の設計図』上・下巻(中央公論社、サントリー学芸賞)、『占領期―首相たちの新日本』(読売新聞社、吉野作造賞)、『戦後日本外交史』(編著、有斐閣、吉田茂賞)など多数

月森左知[ツキモリサチ]
1948年生まれ。福岡女子大学卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

49
メインは第2次世界大戦だが、おおまなか流れと政治的意味合いを中心にしており、記述はかなりあっさり。特に日中戦争は拍子抜けするほど。政治的にはルーズヴェルトとチャーチルの思惑の違い(対ソ、植民地の扱い)などをきちんと押さえた記述で、戦後のヨーロッパ情勢やアジア独立に繋いでいくあたりにその辺の力関係が働いたことがわかりやすく書かれている。インドについてもある程度詳細だが、セイロン・ビルマの独立をなぜインドと分けて記載したかは不明。先に科学技術や文化面を20世紀末まで書き進めているのは、連続性を保つためかな。2021/08/16

tieckP(ティークP)

3
第二次大戦の戦争経過についてはやや分量が少ないかなという気もしたが、おそらく歴史的に対外戦争の少なかった日本と、ヨーロッパ内外での抗争経験が豊富なイギリスとでは、ひとつの戦争の重みが違うのだろう。ただし、第一次大戦とは影響力が違うと述べ、たとえば後々まで対立が尾を引く中東やインドについては戦前・戦中の経緯も重視しているように、戦後を描くことで戦争の史的意味は示している。本の後半では戦後の経済・文化・思想史を扱い、これらについては10巻を待たず現代までを対象としている。10巻は戦後政治史が中心のようである。2017/04/15

joy

1
20世紀、そして2つの世界大戦をヨーロッパ帝国主義の覇権の時代の終焉と捉え、それと並行してオスマン帝国の後のアラブ世界、中国帝国の後の東アジア、インドの独立の苦悩。これらのダイナミックな世界の流れとその流れを加速した科学の進歩。10巻から遡って来て、つぎは8巻へ。その後どこの近現代史3巻をもう一度読むことがますます楽しみになって来た。2024/03/24

ひつじぱん

1
高野山へ行ってから、物語について考えてます。参照:[https://www.1101.com/bose/2001-12-24.html]数十年前の人々はどんな物語を信じて生き、何が消えて何が残ったのか。私たちが当たり前だと思って自覚なく信じてるのはどんな物語なのか。この本は図が多くて文体も読みやすいです。山川やマクニールの世界史から始めようとして挫折した方にもおすすめします。2015/12/26

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