図説 世界の歴史〈3〉古代ローマとキリスト教

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422202433
  • NDC分類 209
  • Cコード C0322

出版社内容情報

【解説】
大好評!!世界史研究の最高権威J.M.ロバーツ教授による「〔図説〕世界の歴史」の第3弾。世界の歴史を考える場合、紀元前1世紀に成立した古代ローマ帝国ほど、後世への影響が大きかった国家は存在しない。イタリア半島に暮らしていたごく小さな民族、古代ローマ人が、なぜわずか二百年の間に空前絶後の大帝国を築くことが可能だったのか。誕生から繁栄、そして衰亡までの歴史をコンパクトに解説。オールカラーの豪華シリーズ。
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新しい世界史のシリーズが誕生!!たったひとりの書き手による世界全史だからこそ味わえる「歴史を読む」楽しみ。各巻300点以上の美しいカラー図版が時代の息吹を伝えます。

<全10巻のラインナップ>
第1巻 「歴史の始まり」と古代文明(監修:青柳正規 東京大学教授)
第2巻 古代ギリシアとアジアの文明(監修:桜井万里子 東京大学教授)
第3巻 古代ローマとキリスト教社会(監修:本村凌ニ 東京大学教授)
第4巻 ビザンツ帝国とイスラーム文明(監修:後藤明 東洋大学教授)
第5巻 東アジアと中世ヨーロッパ(監修:池上俊一 東京大学教授)
第6巻 近代ヨーロッパ文明の成立(監修:鈴木薫 東京大学教授)
第7巻 革命の時代(監修:見市雅俊 中央大学教授)
第8巻 帝国の時代(監修:福井憲彦 学習院大学教授)
第9巻 第ニ次世界大戦と戦後の世界(監修:五百旗頭真 神戸大学教授)
第10巻 新たなる世界秩序を求めて(監修:立花隆 評論家)

内容説明

イタリア半島に暮らす弱小民族、古代ローマ人は、なぜわずか200年のあいだに空前絶後の巨大帝国を築くことができたのか。不世出の英雄カエサルのあとをついだアウグストゥスが、初代皇帝となるにあたって行なった未曾有の「政治的トリック」とは?キリスト教の誕生と拡大の歴史と共に記述する。

目次

第1章 ローマ人の登場(建国神話;王政から共和政へ ほか)
第2章 ローマ帝国の偉業(アウグストゥス(オクタウィアヌス)の時代
「五賢帝の時代」 ほか)
第3章 キリスト教の成立(ユダヤ教の中から誕生したキリスト教;イエスの誕生 ほか)
第4章 古典世界の衰退(「危機」の時代;ペルシアの脅威 ほか)
第5章 未来の足音(フランク族の台頭;ゲルマン人がおよぼした影響 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

36
本巻はほぼローマ帝国史、したがってキリスト教の誕生と成立・発展も含まれ、ヨーロッパ世界の成立で終わる運びとなっている。ヨーロッパ人の書く極めて一般的な歴史書を踏襲していると言えるか。他の世界との関係についての記述があまり多くなく(もちろんゲルマン民族に関しては詳細だが)、特にアジアとの交流についての記述が少ないのは、どうしてもヨーロッパから見た見方になるからか。記述は平易で、キリスト教についてもかなりフェアな見方。入門には良いかな。何より本シリーズは図版が美しい。だからパラパラ眺めているだけでも楽しめる。2019/10/09

かんがく

9
一冊まるまるローマ帝国の歴史。キリスト教の誕生から修道院制度、教皇制度の成立。後のヨーロッパ社会の基礎が出来上がる。一国史的な記述だったからか、前2巻に比べるとやや退屈。2018/06/24

Haruka Fukuhara

7
図や写真がたくさん載っていて面白かった。いかにも西洋の知識人が書いた感じで、自分たちをローマの後継者とする自負と近代or現代的な視角からの古代の政治社会への評価が若干気になるけど、このクオリティで全世界史を論じたのだとしたら立派。2017/05/23

futabakouji2

6
翻訳が本村さんなので読んでみた。ちょっとイマイチ。キリスト教のことの話が多いのだがよくわからなかった。皇帝がどんな人物だったのかもようわからない。これを読むなら「教養としてのローマ史」を読んだ方がいい。2018/07/31

tieckP(ティークP)

5
ローマの研究者は世界的に層も厚いし、歴史書も長いこと書かれてきたから、いま手に入るどのような概説書もそれなりに客観的に、文章巧者によって書かれていて、ロバーツのバランス感覚がさほどウリにならないように思われる。そうした状況で本書の長所を探すと、やはり図版の多さと配置の上品さということになる。河出の「ふくろうの本」や同じ創元社の「知の再発見 双書」も良いんだけど、それらはできるだけ情報を詰めようと、画像のあいだに文字が窮屈に収まっていて本文が主役になりきれない。このロバーツのシリーズは圧迫感がない。2017/04/02

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