図説 マヤ文字事典

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  • サイズ A5判/ページ数 182p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422202327
  • NDC分類 895.2
  • Cコード C1522

出版社内容情報

【解説】
熱帯の廃墟に横たわる石碑に彫られた神秘のマヤ文字を読み解くのは不可能とされていたが、1970年頃から急速に理解が進み、現在では8割がた解読がなされている。本書では宗教、天文学、暦、王の事績などに関わるマヤ文字を取り上げその読み方を解説し、文化の本質に迫る。マヤ人にとっての金星の意味は? 王や王妃の宮廷生活は? どのような神が信仰されていたのか? 文字を知ればどんどんマヤ文明の謎が解けていく。

<“マヤ文明”関連書>
『古代マヤ文明』(マイケル・D.コウ著 創元社 ISBN;4422202251)
『マヤ文字解読』(マイケル・D.コウ著 創元社 ISBN;442220226X)
『古代マヤ王歴代誌』(S・マーティン/N・グルーベ著 創元社 ISBN;4422215175)
『マヤ文明』(C・ボーデ/S・ピカソ著 創元社 ISBN;4422210572)

<“文字”関連書>
『文字の歴史』(G・ジャン著 創元社 ISBN;4422210513)
『ヒエログリフの謎をとく』(M・ドヴァシュテール 創元社 ISBN;4422211579)
『図説 ヒエログリフ事典』(M・C・ベトロ著 創元社 ISBN;4422202316)

内容説明

近年、急速に解読が進んだ神秘のマヤ文字。謎めいた碑文にはなにが書かれていたのか?熱帯林に横たわる廃墟の文明の全貌が明らかになる。

目次

イントロダクション マヤ民族を探して
第1章 宮廷の生活
第2章 シンボル
第3章 神々と宗教
第4章 暦
第5章 天文学
第6章 生活と思想
第7章 古代アメリカ文明の表記法

著者等紹介

ロンゲーナ,マリア[ロンゲーナ,マリア][Longhena,Maria]
先コロンブス期メソアメリカ文明学を専攻。マヤ学の学術論文を多数発表するとともに「アメリカの過去を探して」展、「インカ‐ペルー3000年」展など多数の展覧会のオルガナイザーとして活躍する

植田覚[ウエダサトル]
1928年生まれ。旧姓東京外語、京都大学文学部卒。旧姓京都大学文学部大学院満期退学。マヤ碑文学研究家。立命館大学図書館、早稲田大学図書館、早稲田大学第二文学部講師を経て、現在上野学園大学音楽部講師

月森左知[ツキモリサチ]
1948年生まれ。福岡県立福岡女子大学卒。英文訳者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nbhd

15
あれれ、翻訳ノンフィクションものにありがちな、こなれていない日本語で、どうも読みにくいと思っていたのだが、マヤ文明の「王様の名前」が妙におもしろかったので、結果、読んでよかった。「鳥ジャガー4世」「楯ジャガー2世」「月・ゼロ・鳥」「最初の階段・サメ」「煙蛙」「高貴なカカオ」などなど。なかでも、鳥ジャガー4世はお気に入りで、声に出したいがために友人に電話してしまうくらいツボった。それから、トランス状態になるような儀式の記述にはエゲツナイ部分があって、男の子として尿道あたりがミュウと疼くような感覚になった。2016/12/10

#26 Kの字

5
古代メキシコ展に行った勢いで、読破。網羅的では無いので、辞典と言うには?ですが、展覧会見た後だと、色々な疑問への答えが載ってて、非常に面白かった。やはり、球技は儀式で、かつ賭けの対象にもなってたんやな。古代メキシコ基本的に、生け贄捧げる文化で、過酷やったんかな~という感想2023/07/02

Э0!P!

0
事典というほどではなかったが、まあ。2013/12/02

Tonex

0
マヤ文字って、デザインとしてかっこいい。いかにも怪しげな感じが良い。2013/10/10

oyatsudoki

0
暦や数字についての解説が多く助かります。2012/02/05

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