図説 アステカ文明

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  • サイズ A5判/ページ数 334p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422202273
  • NDC分類 256
  • Cコード C1022

出版社内容情報

複雑な祭祀暦、象徴性に満ちた美しい建築物、効率的な農業…大帝国を築いた人々の歴史、神話、文化。

内容説明

大ピラミッドの民のすべてを語る。大地と天空と季節の変化に密接に結びついた宗教や知識と、高度に専門化した行政機構とを発達させた、メソアメリカ史上最大の帝国を築き上げた人々の歴史、神話、文化をあますところなく再構成する、入門書の決定版。

目次

アステカを求めて
第1部 メキシコの征服(異人の到来;アステカ帝国の落日)
第2部 遍歴、定住、最初の国家(都市の伝統とさまざまな部族;帝国の誕生)
第3部 帝国の隆盛(新たな征服、新たな戦略;帝国の大いなる拡大)
第4部 アステカの宗教と信仰(アステカの象徴世界)
第5部 アステカの民、人生のサイクル(家族と教育;農民、商人、職人;祭司、戦士、支配者)

著者等紹介

タウンゼント,リチャード・F.[タウンゼント,リチャードF.][Townsend,Richard F.]
先コロンブス期文化専攻。テオティワカン美術の研究でハーヴァード大学より博士号を授与され、現在、シカゴ美術館のアフリカ・オセアニア・南北アメリカ部門の主事。アステカ遺跡で広汎な野外調査をおこない、いくつもの重要な論文を発表している。「古代アメリカ―聖なる景観展」(1992)、「古代西メキシコ展」(1998)など大規模な展覧会のカタログの編纂も手がけている

増田義郎[マスダヨシオ]
1928年生まれ。東京大学教授を経て、現在、東京大学名誉教授。専攻は文化人類学、イベリアおよびイベロアメリカ文化史

武井摩利[タケイマリ]
1959年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NOB

0
ちょいマイナーな神話なので、興味がわいて。意外と面白い。2017/01/26

睦月

0
「アステカ文明をよく知らないな」と思い至って読み始めました。 スペインのアステカ帝国侵略に始まり、アステカの歴史と文化について詳しく書かれています。 特に面白いと思ったのは宗教です。 天国や地獄という概念がないと、スケールが宇宙規模になるのは面白いですね。 血と戦争・大地と星のサイクルと言うある意味人間の自然体そのものがアステカの文化なのだと思います。 儀礼的に戦争を繰り返した結果、軍事力を盾とした恐怖政治になり、横からスペイン人に突かれただけで崩壊しちゃうのは何とも皮肉が効いています。2021/04/04

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