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出版社内容情報
文明開化の熱気あふれる明治期、24歳の女性が見たヨーロッパとは――。本書は、のちに「皇后のスタイリスト」と評された香川志保子の日記と父・敬三への手紙を現代語訳した貴重な一冊。
明治維新から20年足らず。欧米列強に肩を並べようとする激動の時代に、志保子は皇族の欧州巡行に同行する。ドイツ、ロシア、イタリアなど各国帝室との華やかな宮廷交流、晩餐会や美しいドレスの記録や素直な本音が綴られている。
・皇族の多額な買い物に「なんとまー強気」
・岩倉具視そっくりの彫刻を発見し号泣
・噂通りの美貌のエリザベートは「愛嬌が全くない」
・現地で出会った人々へのユーモア交じりの「辛口人物評」
・華やかな異国の地でふと思う、日本の家族への恋しさ
記録としての日記と、私信としての手紙。この2つをあわせて読むことで、歴史の表舞台の躍動感とともに、一人の女性が驚き、悩み、見識を広げていく成長の過程が立体的に浮かび上がってくる。
130年以上前のヨーロッパの街並みや、近代日本の黎明期を生きた人々の息づかいが、志保子の瑞々しい視線を通して鮮やかによみがえる。
【目次】
はじめに
志保子の旅路の地図
志保子と小松原一行の旅程
●旅の準備
イギリス・ロンドン
●欧州巡遊へ
フランス・パリ
オーストリア・ウイーン
イタリア・ローマ
ロシア・サンクトペテルブルク
ドイツ・ドレスデン
ドイツ・ベルリン
トルコ・コンスタンティノープル
帰路
おわりに
主要参考文献
内容説明
まるで朝ドラ。辛口上流社会見聞録。エリザベート皇妃は「不愛想」/ナポレオンのお墓参り/ビスマルクと面会。父、香川敬三とともに歩む洋装化への道のり。
目次
旅の準備(イギリス・ロンドン)
欧州巡遊へ(フランス・パリ;ドイツ・ベルリン;オーストリア・ウイーン;イタリア・ローマ;ロシア・サンクトペテルブルク;ロシア・モスクワ;デンマーク・コペンハーゲン;ドイツ・ドレスデン;ドイツ・ベルリン;フランス・パリ;トルコ・コンスタンティノープル;帰路)
著者等紹介
香川志保子[カガワシホコ]
文久二年(1862)、茨城県生まれ。皇后宮大夫・香川敬三の長女。欧州留学を経て、宮内省御用掛、皇后宮職御用掛などを歴任し、大正3年(1914)まで宮中の女官として奉職した
梅田優歩[ウメダユウホ]
平成5年(1993)、岐阜県生まれ。皇學館大学文学研究科国史学科博士前期課程修了。同博士後期課程中退。学習院大学史料館PD共同研究員、永青文庫学芸員を経て、現在は、霞会館記念学習院ミュージアムリサーチ・アシスタント、皇學館大学研究開発推進センター共同研究員。大学時代より香川家史料の整理に携わり、研究をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




