書影でたどる関西の出版100―明治・大正・昭和の珍本稀書

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  • サイズ A5判/ページ数 312p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422201535
  • NDC分類 023.16
  • Cコード C0021

出版社内容情報

明治以来、出版社の栄枯盛衰は激しく、東京の老舗出版社の限られた社史はあるものの、消えたマイナー出版社の歴史のほとんどが闇に埋もれたまま。まして関西の版元の足跡にはこれまで光が当てられなかった。本書は、明治~昭和期に関西で出された珍本、稀本を一冊ずつ取り上げ、その著者や装幀、出版社の背景を紹介。豊富のカラー書影が読者の興味を倍増する。古書通の錚々たる筆者を結集して成った、愛書家すべてへの贈り物。

内容説明

明治、大正、昭和に関西で出版された珍本、稀本を一冊ずつとりあげ、古書を出版の側面から紹介。

目次

明治三年(1870) 大新版大坂町中珍説阿法陀羅経
明治六年(1873)習字はじめ(松川半山)
明治十二年(1879)記事論説文例(安田敬斎)
明治十六年(1883)新選筆算五千題(郡正光)
明治二十一年(1888)ナシヨナル読本第二(戸田直秀)
明治二十三年(1890)普佛戦争略記パノラマセダンノ戦
明治二十六年(1893)一點紅―第一号~第六号
明治二十八年(1895)小説尾花集(幸田露伴)
明治三十三年(1900)地理教育鉄道唱歌全五集
明治三十八年(1905)月瀬紀行薫世界(池辺藤園)〔ほか〕