出版社内容情報
【解説】
玉造の縄文人骨,史料皆無の中世史再現,松平忠明の市街地整理,江戸末期の天災と飢饉にあえぐ民衆,自由民権運動の中心となる大阪など,大阪市内に限定した初めての歴史書。
感想・レビュー
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わ!
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縄文時代から、昭和まで、何章かに分かれて書かれている。こうなってくると、一番読んでいて新鮮なのは縄文時代と弥生時代である。(または古墳時代)当たり前だ…とにかく時代として一番長い。だからいろいろな箇所がピックアップされて書かれているが、それが本によってまちまちだというわけだ。しかし大阪の歴史を知る…といっても、中世の大阪などは、語れる内容が決まっているし、一番賑やかな江戸時代は、それこそいろんな本で取り上げられているから、さすがに新鮮味には欠ける。だから縄文時代や弥生時代の話が、一番新鮮だったりするのだ。2015/05/02