出版社内容情報
十字架にかけられたイエス・キリストの絵を見たことがあっても、その下にいる人物を知っているだろうか。最後の晩餐を描いた絵で、イエスを裏切った弟子のユダがどこにいるかわかるだろうか。
本書を読めば、剣を持った聖パウロやハサミを手にしたデリラの姿を見わけ、ペンテコステとキリストの昇天の違いがわかり、エジプトを襲った10の災いのすべてが答えられるようになる。
聖書で語られる50のエピソードから、伝説的な物語を読みなおすとともに、美術史に残る見事な絵画を味わえる。各エピソードでは、ひとつ、あるいは複数の絵画が紹介されている。メインの絵画は重要な細部をとりあげて解説し、同じテーマで別の画家が描いた作品を比較したものもある。
有名な絵画で描かれている聖書の物語や、そのなかに登場するシンボルについて理解するために欠かせない1冊。
内容説明
ミケランジェロ、ゴーギャン、シャガールなど、42人の有名画家たちがさまざまな物語やシンボルをモチーフに深淵なる聖書の世界を描き出す。プレゼントに最適。
目次
旧約聖書(創世記;出エジプト記;士師記;サムエル記;列王記;ユディト記;ダニエル書)
新約聖書(福音書;使徒言行録;ペトロの手紙;ヨハネの黙示録)
著者等紹介
ドゥニゾ,ジェラール[ドゥニゾ,ジェラール] [Denizeau,G´erard]
フランスの美術史家、音楽学者。中学校、大学で教鞭をとり、長年にわたり、美術、音楽、フランスと世界の遺産に執筆活動の大部分を割いてきた。フランス文化に関する番組も制作
遠藤ゆかり[エンドウユカリ]
上智大学文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
チサエ
takakomama
takao
kaz