出版社内容情報
【解説】
原色の絵と図版を豊富に用い,聖書の背景となった時代や国々をわかりやすく説明,聖書の歴史と意義をとらえさせる。平易なうちにも学問的吟味に耐える世界的なベストセラー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Heyryo Motoyama
0
旧約聖書と新約聖書を地図を入れて解説してくれてかなり分かりやすい。聖書を読む前に読んだ方がいいかも。聖書の宗教的な部分には触れず、歴史書の一つとして扱っている点がとてもいい。2016/09/21
tomfeb
0
旧約のユダヤ氏族を中心にした数千年の歴史と、新約のパウロの宣教旅行あたりまでの百年の歴史。神話についてはあまり書かれていなくて歴史の本として読みやすかった。イエスも弟子たちも新しい宗教を生み出そうとしたという意識はなく、自分たちはユダヤ教徒だという認識だったらしい。旧約の数千年の重みを感じた。西アジアの一部族の歴史がこれだけ世界に広まっているのは驚き。2015/08/24
スシウォーク
0
旧約聖書の世界を地図を用いながら、ヴィジュアル的に理解できるようまとめられた本。分かりやすい。自分が読んだのは1969年初版の旧版。旧約聖書は言ってみれば、イスラエルの日本書紀みたいなもので、神話を含めて民族の成立と歴史が記されたもの。メソポタミアからカナンへ移り、エジプトに移住し、モーセに率いられて約束の地をめざし、カナンを侵略して王国をつくり、ユダ王国とイスラエル王国に分かれ、バビロニア帝国に滅ぼされてバビロンに連れていかれ、ペルシャ帝国のおかげで捕囚を解かれ、一部がエルサレムに帰り、アレクサンダー…2012/02/09
ユーディット
0
すごく簡単だけれど分かりやすい良い本2010/03/05