宗教の歴史―仏教・キリスト教・イスラム教・神道

宗教の歴史―仏教・キリスト教・イスラム教・神道

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784422140186
  • NDC分類 162
  • Cコード C1014

出版社内容情報

【解説】
日本人の95.5%が神社の氏子,76%が仏教徒。なのに信仰をもつ青年は20%で「教団ぎらいの神秘好き」。宗教紛争等,宗教は人のエネルギーをかきたてる。4つの宗教の基礎知識。

目次

序章 日本人と宗教
1章 キリスト教(イエスの生涯と思想;原始キリスト教;古代キリスト教;中世キリスト教;宗教改革とカトリック教会の再編;近代世界におけるキリスト教)
2章 イスラム教(ムハンマドと『クラーン』;初期イスラムの形成;古典的イスラム文化の発展;中世・近世のイスラム;近代世界におけるイスラム)
3章 仏教(仏教とは何か;釈尊の生涯と教え;仏教教団の成立と発展;南の仏教・北の仏教)
4章 神道(宗教としての神道;神道の歴史;神道の教義;世界宗教への可能性)
5章 日本仏教(日本仏教の特徴;初期から近代まで;現代日本仏教の諸相)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

93
世の中にはありとあらゆる宗教があって、元を辿れば仏教、キリスト教、イスラム教、神道に大きく分類できるかと思うのだけれど、なかなか詳しく知るチャンスがないため、こういう本を読んで理解を深めない限り、宗教の定義なんて何も話せないよなと読んでみた。まずは歴史と成り立ち、また細分化した宗派それぞれの教えなどが書かれており、読み終えて、結局自分が何を信じるかよりも、こうして広い視野で全体を見渡す視点と、同じ地球上に住む人類として理解しあうためにはまず「互いを知ること」が何より大切なのだよなと、あらためて感じた。2013/09/16

とりもり

2
世界三大宗教(仏教・キリスト教・イスラム教)と日本の宗教(仏教・神道)を概観する本。各宗教の歴史と教義を簡単に説明する一方、ユダヤ教はキリスト教発足の経緯の中でちょっと触れられているだけなど、あまり宗教史としての網羅性はない。むしろ、三大宗教との対比において、神道と(日本)仏教を通じて日本人の宗教観を説明するところが肝かと。序章で「無宗教」「無神論者」を安易に標榜することに警鐘を鳴らしており、日本人の無意識下の宗教観を明らかにするという意味で、この構成には一理ある。ただ全体に分かりにくいかな。★★★☆☆2024/09/08

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