出版社内容情報
【解説】
坐禅を行い,書や能に親しむ神父が,初心者に語る瞑想のすすめ。理想と意志が中心の西洋的瞑想,体から入る東洋的瞑想を総合し,現代人を不安から解放するプログラムを提言。
内容説明
著者のこの沈黙と瞑想のすすめは、おしゃべりと多忙に自分をうしなっている現代人が、自分自身を取りもどし、真の平安と愛をうるためのまたとない贈り物である。
目次
第1部 瞑想への手引―ゆったり、どっしり坐る(からだで学ぶ;禅の「無」と根源的いのち;混沌開基の一点;筆をもって瞑想する;質問に答える)
第2部 禅の瞑想からキリスト教的瞑想へ(「道」とキリスト教信仰;根源的「いのち」への調和;禅の「無」とキリスト教信仰)
第3部 秋川の大自然の真只中で―神冥窟の接心・講話(失った故郷を取り戻そう;このいと小さき者を観よ;求道の旅における同志;イエスと共に十字架へ;呼吸は人生の縮図である―からだの感じるままに)