風景構成法のしくみ―心理臨床の実践知をことばにする

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  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422115429
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

内容説明

描画のロジックをすくいとる。「この技法のなにが、どうして、役に立つのか…」「どうして役に立つと考えられるのか」「その考えはどのくらい信じていいのか」―臨床現場で“有効性”を伝えるために。

目次

序章 なぜ風景構成法のしくみを考えるのか
第1章 風景構成法という技法
第2章 風景構成法のしくみを知るために―研究の方法論について
第3章 風景構成法の表現はどう変化し、どう変化しないのか
第4章 風景構成法アイテムの描画時間
第5章 風景構成法の付加段階は何のためにあるのか
第6章 風景構成法に顕れる描き手の内的なテーマ
終章 風景構成法のしくみについてわかったこと
追補 風景構成法についてわかっていること、わかっていないこと

著者等紹介

佐々木玲仁[ササキレイジ]
1969年生まれ。九州大学大学院人間環境学研究院准教授。臨床心理士、博士(教育学)。東北大学大学院理学研究科修士課程中退後、公務員、土木コンサルタント会社社員を経て札幌学院大学人間学部に編入、臨床心理学を学び始める。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。京都文教大学臨床心理学部専任講師を経て現職。専門は描画法、臨床心理学研究法など。2009年、日本心理臨床学会奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

日本心理臨床学会奨励賞受賞論文を再構成した意欲作。精神医学者の中井久夫氏が考案した風景構成法の使い方のポイントを探る。

精神医学者の中井久夫氏によって考案され、とても広い領域の心理相談の現場で、シチュエーションに応じて多様な用途で使われるようになっている風景構成法。この心理アセスメント技法は、どのように人間の内面を活き活きと映すのかを本書は描き出す。そして、これまで経験に基づいて使われることの多かったこの技法の、不思議な「からくり」と使い方のポイントを探る。日本心理臨床学会奨励賞受賞論文を再構成した意欲作。

まえがき

序章 なぜ風景構成法のしくみを考えるのか

第1章 風景構成法という技法
 第1節 風景構成法とはどのような技法なのか
 第2節 風景構成法の進め方
 第3節 他の描画法との比較
 第4節 風景構成法のはじまり

第2章 風景構成法のしくみを知るために――研究の方法論について
 第1節 風景構成法の機序を考えるために
 第2節 研究法について考えておくべきこと
 第3節 質的研究法という思想
 第4節 風景構成法を質的に研究するために

第3章 風景構成法の表現はどう変化し、どう変化しないのか
 第1節 描かれた風景空間の構成の安定性と変化
 第2節 個々のアイテムの視点
 第3節 安定性についてのまとめ
 第4節 描画表現の安定性から導かれる風景構成法のしくみ

第4章 風景構成法アイテムの描画時間
 第1節 描画時間から見たアイテムの意味
 第2節 描画時間の相関関係から見た風景構成法の構造
 第3節 風景構成法アイテムの構造について

第5章 風景構成法における付加段階は何のためにあるのか

第6章 風景構成法に顕れる描き手の内的なテーマ

終章 風景構成法のしくみについてわかったこと

追補 風景構成法についてわかっていること、わかっていないこと

あとがき

注釈/引用文献

索引

【著者紹介】
1969年生まれ。九州大学大学院人間環境学研究科准教授。臨床心理士、博士(教育学・京都大学)。東北大学大学院理学研究科修士課程中退後、公務員、土木コンサルタント会社社員を経て札幌学院大学人間学部に編入、臨床心理学を学び始める。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。京都文教大学臨床心理学部専任講師を経て現職。専門は描画法、臨床心理学研究法など。2009年、日本心理臨床学会奨励賞受賞。主著に「学生相談と発達障害」(2012年/学苑社/共著)、「風景構成法に顕れる描き手の内的なテーマ」(2007年/心理臨床学研究25〈4〉)などがある。