沈黙と響き〈2〉心の病と創造への道

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 602p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422115351
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3011

出版社内容情報

ラカンをはじめとするフランス精神分析・精神医学の紹介者として活躍した三好曉光の、珠玉の作品を網羅的に集めた貴重な著作集。

精神医学が人間を、社会を、歴史を、そして世界を豊饒に語っていた時代に、三好曉光は類い希なる論考を産みだしていった。それは「青年期」への眼差であり、「精神病」への洞察であり、「芸術」への飽くなき憧れであった。そして、ラカンをはじめとするフランス精神分析・精神医学の紹介者として、欠かすことのできない論客として活躍した。そうした希有な功績をいまに蘇らせる「著作集」。一巻目の選集を網羅的に補完する。

内容説明

心病み冥府へ下る力こそが生み出すことのできる創造と希望。人間が生きる尊さを真摯に見つめ続けた三好曉光の論考集ここに完結。

目次

第1部 青年期の心と身体
第2部 精神医学におけるアセスメント
第3部 精神療法と思想
第4部 表現の病理と創造
第5部 訓練・事例コメント
第6部 書評・あとがき

著者等紹介

三好曉光[ミヨシアキミツ]
昭和5年京都生まれ。昭和31年京都大学医学部医学科卒業。京都大学医学博士。同大学精神医学教室などにおいて診療・研究に従事。昭和45年~パリ大学医学部のサン・タンヌ病院およびコレージュ・ド・フランスにて臨床精神医学ならびにフランス精神病理学の研修と研究に従事。京都大学保健管理センター講師、同大学医療技術短期大学部教授、同大学教育学部教授などを経て三好医院を開院。臨床活動および後進の指導を続けた。平成19年5月5日永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品