R.ボスナックの体現的ドリームワーク―心と体をつなぐ夢イメージ

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  • サイズ A5判/ページ数 215p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422115078
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3011

出版社内容情報

ユング派分析家であり、ドリームワークの創始者・実践者であるロバート・ボスナック博士のドリームワークに関する集大成の書。

ユング派分析家であり、ドリームワークの創始者・実践者であるロバート・ボスナック博士のドリームワークに関する集大成ともいえる書。夢は生き生きとした「リアル」なイメージとしてとらえられる。その夢を、自分の主観的意識を離れ、身体の五感を通して内部から再体験するドリームワークにより、イメージが人の心身の健康状態に与える驚くべき影響をトラウマとの関連、脳科学、錬金術などの多様な視点から丹念に描き出す。

内容説明

生き生きとした“リアル”な体験として夢を体で感じる「体現的ドリームワーク」。夢がいのちを宿すことで持つ、癒しの力が人の心と体をつなぐ。そのあり方を多層的な複数の視点から丹念に描き出したR.ボスナックの集大成。

目次

視点の根本的な変化
体現化するイメージ
技法の展開
夢みる脳と同時存在的な多様性について
トラウマを代謝する
内因性の治癒反応
身をゆだねることと解離
イマジネーションの種類
第一資料とチンキ剤(彩色剤)
夢のインキュベーション、芸術、代理人による夢み
体現的な状態
この技法への実践ガイド

著者等紹介

ボスナック,ロバート[ボスナック,ロバート][Bosnak,Robert]
ユング派分析家。1948年オランダ生まれ。1971年ライデン大学法学部卒。犯罪学専攻。1977年ユング派分析家の資格取得。1970年代から、体現的ドリームワークという独自のイメージワークの手法を開発し、世界中でセラピストや俳優などの芸術家の訓練に当たっている。1997年よりサイバードリームワークグループもスタート。2000年、京都大学客員教授として1学期間指導に当たる。国際夢研究協会(The International Association for the Study of Dreams)元会長(2002~2003年)

濱田華子[ハマダハナコ]
1960年東京大学法学部卒業、1985年横浜国立大学大学院教育学研究科修士課程修了。1988年臨床心理士資格取得。1965~1967年米国滞在中の体験から、帰国後ボランティア運動の必要性を感じ、1977年日本で三番目のボランティアセンターを設立。1976~1978年この活動中に必要を感じて、朝日カルチャーセンターでカウンセリングを学ぶ。1979年そのカウンセリング講座の修了生有志とともに、朝日カウンセリング研究会を設立、人生の乗換駅を作ることを図る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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