内容説明
30年間で5000人と向き合った経験から閉じこもりの背後にある「子育ての問題」に着目。本人の心理状態から家族が取るべきサポートまで、ベテランカウンセラーが語るていねいな解説と具体的なアドバイス。
目次
第1章 閉じこもりとは
第2章 閉じこもりのタイプ
第3章 閉じこもりに伴うさまざまな症状
第4章 閉じこもりの親子関係
第5章 閉じこもりにおける父親の役割
第6章 閉じこもりの子どもにどう対応するか
第7章 閉じこもりから抜け出すには
著者等紹介
前川哲治[マエガワテツジ]
1929年生まれ。京都大学文学修士。専攻は心理学。心理職で法務省矯正局所属の大阪少年鑑別所、大阪刑務所、和歌山少年鑑別所(鑑別課長)を経て、関西大学学生相談室、関西心理センター、和歌山県中央児童相談所(家庭支援専門員、非常勤)、関西心理センターなどに勤務。1979年、「創造的カウンセリング・センター」を開設し、カウンセラーとして独立。1987年、「ストレスカウンセリング・センター」に改称。2002年、「NPO法人ストレスカウンセリング・センター」を設立し、理事長に就任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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AiTaka_twi
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★★★☆☆2010/10/26
ま
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最終章がとても行動の仕方、考え方の参考になった。 症状は撲滅しようとしなくていい / その時の状態でベターなことができればいい / 大切なのは「自分の心の状態に気付く」ことが大切→心を眺める状態がわかってくる、「気付けたら気付こう」でOK / 否定的思考・感情をなくすことなどできないしそれでいい / 受け入れられないときは「受け入れられないこと」を受け入れる 少し考え方を変えるとそれでだいぶ違うんだなあと思った。だが、そこまでいかずとも、そのままでいいしそれでいい。感情や状態に善悪などないのだから。2019/07/11