出版社内容情報
「治療ポイントシリーズ」第5弾。治療困難な事例を取り上げ、要因を探り、「具体的な対策」をわかりやすく示す。
内容説明
治療の壁ともいえる22の困難と、その解決法を詳述。20の事例を取り上げ、逐語録を入れながらわかりやすく解説。また、薬の正しい使い方、やめ方について具体的に解説。最大の困難である「絶望感」と、その22の対処法についても考察する。さらに、望ましい治療者像とともに、治療者の病理についても記述。
目次
第1章 心の病とは?
第2章 心の病における病名とは?
第3章 治るとは?
第4章 治療の基本的作業―治療妨害要因を克服する22の対処法
第5章 絶望感への対処法
第6章 望ましい治療者像
第7章 望ましくない治療者像
第8章 薬をめぐって
第9章 家族はどうすればよいか?
著者等紹介
平井孝男[ヒライタカオ]
1949年、三重県上野市に生まれる。1974年、金沢大学医学部を卒業後、大阪大学病院精神科、大阪逓信病院神経科、仏政府給費留学、榎坂病院・淀川キリスト教病院精神神経科を経て、1991年4月、平井クリニックと新大阪カウンセリングセンターを開設。現在、平井クリニック院長、新大阪カウンセリングセンター長を務める傍ら、大阪市立大学生活科学部、および関西カウンセリングセンターなどで、治療学の講座を担当。精神科医。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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