目次
第1章 児童養護施設
第2章 被虐待児
第3章 子どもたちの日常
第4章 心理療法について
第5章 生活と治療
第6章 まとめ
著者等紹介
森田喜治[モリタヨシハル]
1956年、大阪に生まれる。1981年、大阪教育大学大学院障害児心理学課程修了。臨床心理士。1982年より大阪の児童養護施設に心理療法士として20年間、子どもの心理療法に携わる。その後、6年間、特別顧問として施設にかかわって現在に到る。2003年より龍谷大学文学部哲学科教育心理学課程特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつき
1
再読。2019/03/03
Lei
0
わたしは物心ついた頃施設にいたので被虐待児童としての自分はどこにも見えなかった。ブログを書く時にもそのあたりのプレッシャーを感じる事はあった。「虐待を受けてない施設出身者」として自分の考えを表現しつつも、施設にいる事自体はどうなの?と同時に思ってもいた。 周囲は虞犯少年、家庭で虐待を受けてそれを連鎖する子たち、殴る事が商売のような指導員。スルーし続ける保母。それでも親から捨てられた子たちは静かに暮らしていた。 施設の中の静かで真面目で取り立てて記載される虐待もない、一番誰からも見えない子ども達。た2007/06/06
-
- 和書
- 真珠夫人 〈上〉