出版社内容情報
四天王寺が主催するカウンセリング講座の2008年度の記録をまとめたもの。
目次:
Ⅰ「症状論─症状は心の向精神薬・安定剤」(東山紘久)
Ⅱ「河合隼雄先生にうかがった話」(氏原寛)
Ⅲ「仏教思想とカウンセリング」(奈倉道隆)
Ⅳ「心理臨床と女性の個性化」(高石恭子)
Ⅴ「出会いの叡智」(グラバア俊子)
Ⅵ「心理臨床の営みと個人史」(村瀬嘉代子)
目次
症状論―症状は心の向精神薬・安定剤
河合隼雄先生にうかがった話
仏教思想とカウンセリング
心理臨床と女性の個性化
出会いの叡智
心理臨床の営みと個人史
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おたんこなすび
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うーん。玉石混合な感じがしますが、さすがに締めの村瀬嘉代子さんのお話は素晴らしかったです。この本のなかで唯一、何回か泣きました。つらくて幼少期の記憶を切り離していた人が、村瀬さんの家でスープを作って飲んだときに、そのあったかさに記憶が蘇ってきて「今このスープが温かくておいしいなと思ったら、思い出せました。私の歴史はつながったの。私はちゃんと生まれてちゃんと今日まで十八年生きてきた子どもなんですね」と言われたというお話。とても感動しました。すごいなあ、と思いました。生きてくって、すごいなあと。2010/12/30
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