出版社内容情報
【内容紹介】
タスティンは、世界にその名を知られる自閉症児の精神分析的治療家であり、文字通り第一人者である。自閉症児の心理療法を志す世界中の多くの治療家から、タスティンの著作はいずれも高い評価を受けてきたが、わが国ではこれまで一冊も翻訳がなかった。本書がその古典的名著の初の邦訳となる。厳密な枠組みの中での確かな観察に基づいた著者の細やかな対応は、読者に豊かなインスピレーションを与えてくれる多くの知恵に満ちている。
内容説明
自閉状態―本書はこの、人の最深部にあって自己存在崩壊の圧倒的不安にかかわる原初的心性を、透徹した観察に基づいて記述しようとした古典的名著である。
目次
自閉症
精神病的抑うつ
自閉過程の進行
「ざらざらしたもの」と「代理皮膚」という現象
自閉過程:さらなる考察
自閉対象
病理的自閉状態のさまざまな形態
治療の基盤としての分類
特定の症候群としての早期幼児自閉症と小児統合失調症
小児統合失調症の一臨床例の記述
心理療法のための設定
精神病の子どもとの心理療法における諸段階
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