出版社内容情報
領域や人の傾向などを超えた、心理的援助の基本姿勢「個々に寄り添った《かかわる工夫》を自ら考える柔軟さ」を身につける為の第一歩
ひとくちに心理的援助といっても、それが求められる領域によって、また活用する個々人の向き不向きによって、さまざまな方法・作法がある。しかし、そのおおもととなる基本姿勢は、ただひとつ「個々人に寄り添った《かかわる工夫》をみずから考える柔軟さ」。とおり一遍のマニュアルでは伝えられないこの基本姿勢を身につけるための第一歩を提供する入門書。とくに、子どもに関わる心理援助職に最適の一冊。――序文・中井久夫氏。
序章
Chapter1 初回面接
Chapter2 心理療法の枠組み
Chapter3 遊戯療法の実際
Chapter4 親面接の実際
Chapter5 問題行動を示す子ども
Chapter6 思春期のクライエント
Chapter7 不登校児への理解と援助
Chapter8 不登校の長期化を防ぐために
Chapter9 事例研究の再検討
内容説明
個々の人に寄り添った「かかわる工夫」、自ら考える柔軟さを身につけるための第一歩―心理相談室と日常生活をつなぐ実践の知恵。
目次
1 初回面接―なにを聴き、なにを伝えるか
2 心理療法の枠組み―いかに続けていくか
3 遊戯療法の実際―子どもとのあいだでの具体的問題
4 親面接の実際―どのような問題が生じるか
5 問題行動を示す子ども―かれらをどう理解し援助するか
6 思春期のクライエント―心理的援助における工夫
7 不登校児への理解と援助―心の問題にどう向きあうか
8 不登校の長期化を防ぐために―社会性の発達という観点から
9 事例研究の再検討―心理的援助を支える「知」のありかた
著者等紹介
李敏子[リミンジャ]
1959年、大阪府に生まれる。京都大学薬学部および教育学部卒業。京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。京都大学博士(教育学)。臨床心理士。現在、椙山女学園大学人間関係学部・人間関係学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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