出版社内容情報
【解説】
親子の間にある愛と憎しみについて、依存について、親離れと自立、思 春期の娘をもつ親へのアドバイスなど、親と子のさまざまな問題を中心 に、中高年の心の問題や、シゾイド人間と自己愛人間、対象喪失とモー ニングなど、人間の心についての深くておもしろいお話を幅広く集めた 一般向け講演集。精神分析的なものの見方が、やさしく、わかりやすく語られる。親子の問題に悩む一般読者から、カウンセラー、精神科医まで。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くらげ@
1
(☆☆☆)自立と依存、喪の作業(モーニング)について書かれているが、題名にあるような精神分析視点がばりばり書かれているわけではないので読みやすいけれどちょっと肩透かし。2011/06/10
水野
0
講演のまとめ。Ⅰ~Ⅴが親子での自立・依存をテーマにしたもの。親子関係の見通しが良くなるなる。Ⅵは喪の話、Ⅶはシゾイドの話。Ⅶは学部生向けの講演らしく、ちょっと硬い話も入ります。でも全体としておおむね読みやすく、今難しさを抱える人の参考になりそうな。ただ、1999年の本なので、ポケベルとかちょっと古い感じもします。今に通じる話ではある。2012/06/07
たんぽぽ25
0
人生の各段階に際して浮上する課題について、身近な例をあげながら、わかりやすい言葉で解説。2009/09/02
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