出版社内容情報
【解説】
交流分析は,米国で開発された心理療法TAを、九大心療内科での治療経験をもとに、東洋思想の立場から再編成したもの。患者以外にも広く応用できる人間関係の理論として解説。
内容説明
フロイトの精神分析を、よりわかりやすく、より現代的に展開して、心の成長過程とコミュニケーションを鮮やかに解明した斬新な理論。アメリカで開発されたTAに、九州大学心療内科で東洋の哲学と感性を加えて日本人向けに完成。
目次
第1章 “現実の私”と“本当の私”
第2章 三つの私―自我構造の分析
第3章 三つ子の魂百までも―基本的な構えと人生脚本
第4章 真実と芝居―交流の分析
第5章 生きがい―ふれあい、仕事、哲学する心
第6章 自己分析の学び方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴッツ
1
心理学の本は少し抵抗を感じていて初めにこの本もざっと読む程度でしたが、自分の子供時代や性格についても納得するところがあり具体的な事例をあげてわかりやすく説明されていて一般の人でも理解しやすいものでした。2014/11/08
ramblelazy
1
最初に書かれたのがかなり古いので、現状ではどういう状況になっているのかイマイチわかりませんが、交流分析について知りたいと思ったらオススメできる本です。最初に追補を読んで、それからふつーに読めばよろしいかと思います。10歳くらいに経験したことが、意識・無意識に関係なくその後の人生に大きく影響するというのはとても興味深く、「三つ子の魂、百までも」のことわざ通りだと思いました。2011/12/27