出版社内容情報
【解説】
九大心療内科が日本に導入した交流分析は現在,医学,教育,産業界に急速に広まりつつある。本書は,交流分析の中心となる考え方,人生脚本について,解説したものである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
10
カウンセリングの授業のサブリーダーとして読みました。分かりやすく書かれているとは思いますが、人の脚本分析がこれでできるかと言えば、難しそうです。2017/05/16
Jamie
3
交流分析についてとても分かりやすく解説してありよかった。 欲を言えば、分析した後のアプローチ方法についても詳しく書かれていて欲しかった。2018/02/28
quemuri
2
交流分析について初めてしっかり読んだ。一般向けの書籍としては文章量は非常に多いが、読みやすく書かれており苦痛は感じなかった。支援の現場の中で利用者のプロフィールを描く際に立ち位置を持てず、その場その場で判断していたが、これからはTAを使っていきたい、と思う。基本的には私はアドラーの信奉者なのだが、自分の生き方を決めるのには使えても、他者の分析には使いづらかった。TAで言う「人生脚本」とアドラーの目的論は共通するところがあると感じているので、相性はそう悪くないだろう。2017/01/30
ゆきち
2
交流分析について、初めて触れる人でもわかりやすく専門用語の羅列とかはほとんどない。あっても、きちんと解説されていて読みやすい。臨床の事例も多めに掲載されていて、イメージしやすいことと、マリリン・モンローの敗者の脚本、勝海舟の勝者の脚本も非常にわかりやすく解説されている。一度交流分析を学んでいる人でも、人生脚本をまとめとして書き起こすとこういう風に書くことができるんだなと、改めて勉強になるので、交流分析という言葉を知ってる人、知らない人問わずに読めると思う。ただ…これを読んだあと若干うつっぽくなるかも。2009/08/15
Chihoish
1
交流分析の基本がわかる。マリリン・モンローや勝海舟の脚本分析が興味深かった。2018/08/12