人を助けるということ―苦しい時を乗り越えるために

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422101149
  • NDC分類 159
  • Cコード C0011

出版社内容情報

「助けることで助けられる」というヘルパー・セラピー原理を、予防医学の専門家が、生理学的・精神医学的な観点で解き明かす。

人は苦難に見舞われたときに、あえて人を助けることで癒され、救われるという。そんな「助けることで助けられる」というヘルパー・セラピー原理を、予防医学の専門家である著者が、自らの喪失経験と、生理学的・精神医学的な観点で解き明かす。自分への見返りを期待するのでなく、もっと純粋に助けるという行為が心や体へ不思議な変化をもたらす。そんな人間の隠れた本能を自覚することで、窮地を乗り越え、幸福につなげるすべを説く。

はじめに――それは引っ越しからはじまった
◆第一章 人生という不思議な旅に学ぶ
家族大移動
人を助けるという処方箋
癒される場所
より深く祈ること
ゆるすこと
いつも何かが新しい
◆第二章 助ける人こそ光り輝く
人助けこそ人間の本質
人間の脳に組みこまれた「ヘルパーズ・ハイ」
助ける人が癒されるという原則
心と感情が健康になる
ストレスや悲観から解き放たれる
寿命が延びる
手をさしのべて救われる
奉仕疲れや燃え尽きに気をつける
自分が変われば世界が変わる
〈あなた自身のチェックポイント〉
◆第三章 切実に助けを求める人に尽くす
さらに、手をさしのべるということ
自分の枠を超えて行動する
心の傷から成長する仕組み
愛することの恩恵
「禁酒の庭」で助けあう人々
〈あなた自身のチェックポイント〉
◆第四章 本当の幸福を探す
幸せの三タイプ
深い幸福を得るための秘訣
他人を愛すること
誠実さを育む
シンプルライフに感謝し、楽しむ
こころざしを高く持ちつづける
悲しみの最中に幸福を見出す
幸せの分け前
〈あなた自身のチェックポイント〉
◆第五章 思いやりと無限の愛
無限の愛へ向かう旅
愛についての科学
数値化された無限の愛
暴力でなく、慈悲の心を育てる
人間としてのつながり
天からの恩恵
思いやりとゆるし
〈あなた自身のチェックポイント〉
◆第六章 希望を見つける
健康をもたらすのが希望
希望を持ちつづけること
希望の居場所を探す
絶望に挑む人
未来へ導く展望
人を助けることこそ希望の行為
〈あなた自身のチェックポイント〉
おわりに――帰るべき我が家

内容説明

「助けることで助けられる」というヘルパー・セラピー原理を、予防医学の専門家である著者が、自らの喪失経験と、生理学的・精神医学的な観点で解き明かす。自分への見返りを期待するのでなく、もっと純粋に助けるという行為が心や体へ不思議な変化をもたらす。そんな人間の隠れた本能を自覚することで、窮地を乗り越え、幸福につなげるすべを説く。

目次

第1章 人生という不思議な旅に学ぶ
第2章 助ける人こそ光り輝く
第3章 切実に助けを求める人に尽くす
第4章 本当の幸福を探す
第5章 思いやりと無限の愛
第6章 希望を見つける

著者等紹介

ポスト,スティーブン[ポスト,スティーブン] [Post,Stephen G.]
ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校教授(予防医学)。医学と同様に、科学的研究と哲学、精神性(スピリチュアリティ)を統合した見地からの利他主義、愛、思いやりの研究においても第一人者として広く認められている

ケイ洋子[ケイヨウコ]
翻訳家。通訳。大阪大学文学部英文科卒業。ボストン大学大学院教育学修士課程修了。日本企業勤務の後、ボストン大学付属英語コースの非常勤講師、ハーバード大学で技術秘書、英語教育コンサルタント、米企業取締役を経て、2004年からはNHKにてニュース・インタビュー、映像翻訳に従事。実務翻訳多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Lisa

4
読みにくい。つまらなくて久しぶりに読み終わるまでに時間がかかってしまった。内容は悪くないのにほんとつまらなかった。 人を助ける事で人は助けられる(救われる)という事は分かったので心の隅においておこうと思う。 アメリカという異国のコミュニティの在り方や、文化的思想の違い(キリスト教がベース)など日本と違う部分があり、文字通りとならない部分もあると思う。編み物が趣味の女性の特技を生かしたボランティアの具体例については、もらった人の気持ちを考えると、同じ趣味をもつ自分としては、違和感を覚える。2015/09/09

josho

0
人を助けるということは、自分をも助けるのかもしれない。 人を助けると言うとAさんからBさんへ一方通行のように聞こえるけれど、実は両者は相互作用している。 自己と他者を全く異なる存在だと切り離して考えなければ、私もあなたであり、あなたも私なのだ。 優しくしてほしかったらまずが自分が優しい人になる。 他者へ尽くしすぎて自分を犠牲にするのは本末転倒だけれども、他の人へ何かしてあげたり差し出すことは、自分からその分何かが減ることではない。出し惜しみせず与える精神が必要かもしれない。2023/10/02

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