創元こころ文庫<br> こころと人生―河合隼雄セレクション

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創元こころ文庫
こころと人生―河合隼雄セレクション

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  • サイズ A6判/ページ数 244p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784422000541
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0111

出版社内容情報

こころにはそれぞれの時期に特有の問題がある。各時期の問題を、臨床家としての目がこまやかに捉えた講演集。鏡リュウジ氏解説。

子ども時代、青年期、中年期、老年期と、こころにはそれぞれの時期に特有の問題がある。鋭い目で人生の真実を見抜くのびやかな子ども時代、心の底深くに得体のしれぬものを抱えて苦しむ青年期、最も安定しているはずの時期に最も大きなこころの危機を迎える中年期、生きるということの意味を再び問いなおす老年期──と、人生のそれぞれの時期のこころの問題を、臨床家としての目がこまやかにとらえた同名タイトル講演集の文庫版。巻末解説は、心理占星術・神話研究者の鏡リュウジ氏。

はじめに

I 子どもは素晴らしい
 『一年一組 せんせいあのね』
 せんせいのおよめさん
 子どもに心を開く
 問題行動の背後にあるもの
 子どもが学校へ行かなくなる
 「お父さんに似てけしからん」
 「子どもさん、頑張ってるな」
 真剣に話をする一時間
 無茶苦茶な行動にも意味がある
 変革の必要なときに問題が起こる
 まず親の心が落ちついていること
 子どもの眼で世界を見る
 孫と一緒に本を読む
 『ふたりのロッテ』
 子はかすがい
 もう一人の私
 子どもが病気になる意味

II 青年期の悩み
 多様化する青年の姿
 昔の青年像
 青年期平穏説
 無気力学生
 健康なアメリカの大学生
 中学生のような顔をした日本の大学生
 自由をはきちがえる日本人
 自分に責任をもてる人間を育てる
 子どものような大学生を育て上げる
 自由と無責任
 二重三重に捨てられる体験
 子どもを包み込む力
 必ずある揺り戻し
 無気力青年と羊男
 『三四郎』の中の青年像
 青年期に現れる中年の悩み
 無気力学生のカウンセリング
 手紙で伝える心
 常識を超えた青年像をつかむ

III 中年の危機
 中年は危険な時期
 人生の前半と後半
 幻覚を体験したユング
 病気のおかげでつくり出した心理学
 死の体験から立ち直った漱石
 自分の人生を創造する
 増えたストレス
 中年問題を扱った小説
 土から離れる
 ふるさとに帰りたい
 私の心を支えるもの
 深いところとつながる
 危機の中から意味のあることを見出す
 漱石の小説『道草』
 上から自分を見る眼

IV 老いを考える
 年をとるということ
 人間の成熟
 何のために生きるのか
 自分なりの世界をもつ
 大切なのは心のもち方
 好きなことをやってみる
 人とのつき合い
 まわりが自分を支える
 老人ぼけの相談
 「息子を盗まれた」
 言いたいことが言えない
 少しだけ相手のいやなことを言う
 本当の夫婦の関係のはじまり
 夫婦の問題を子どもがかぶる
 いやなことが起こるとき
 ひっくり返してものを見る
 存在の意味
 死を自分なりに受けとめる

解説
シリーズ刊行によせて

【著者紹介】
一九二八年、兵庫県生まれ。京都大学教育学博士。京都大学名誉教授。元・文化庁長官。一九五九年にアメリカへ留学。一九六二年にスイスのユング研究所に留学し、日本人として初めてユング派分析家の資格を取得。一九六五年に帰国後、京都大学教育学部で臨床心理学を教えるかたわら、ユングの分析心理学を日本に紹介し、その発展に寄与。一九九二年、京都大学を退官。一九九五年、国際日本文化研究センター所長、二〇〇二年、第一六代文化庁長官に就任。著書に『ユング心理学入門』『昔話と日本人の心』『明恵 夢を生きる』『河合隼雄著作集(全一四巻)』ほか多数がある。二〇〇七年七月一九日、逝去。

内容説明

鋭い目で人生の真実を見抜くのびやかな子ども時代、心の底深くに得体のしれぬものを抱えて苦しむ青年期、最も安定しているはずの時期に最も大きなこころの危機を迎える中年期、生きるということの意味を再び問いなおす老年期―。人生のそれぞれの時期のこころの問題を、臨床家としての目がこまやかに温かくとらえた講演集。

目次

1 子どもは素晴らしい(『一年一組せんせいあのね』;せんせいのおよめさん ほか)
2 青年期の悩み(多様化する青年の姿;昔の青年像 ほか)
3 中年の危機(中年は危険な時期;人生の前半と後半 ほか)
4 老いを考える(年をとるということ;人間の成熟 ほか)

著者等紹介

河合隼雄[カワイハヤオ]
1928年~2007年。兵庫県生まれ。京都大学理学部卒業。臨床心理学者。京都大学名誉教授。1962年にスイスのユング研究所に留学し、日本人として初めてユング派分析家の資格を取得。帰国後、京都大学教育学部で臨床心理学を教えるかたわら、ユングの分析心理学を日本に紹介し、その発展と確立に寄与。1995年、国際日本文化研究センター所長、2002年、第一六代文化庁長官に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きょちょ

24
大阪の四天王寺で河合先生が講演した内容を収録した本。 「子供は素晴らしい」は、特に小学一年生の詩が良い。実に的確に大人を観察している。 「青年期の悩み」は、現代の特に「無気力な青年」に対しどのように対峙しカウンセリングを行っていくのか、その難しさが理解できる。 「中年の危機」は、ユングの素晴らしさがわかる。1920年代、世代においてあまり注目されなかった「中年」が、実はこの「期」に新しい危機を迎えることを言及している。 「老いを考える」は、全く同感。 河合先生はやっぱりすごいし大好きだ。 ★★★★2017/07/01

takam

14
河合隼雄さんが生まれてから青春、中年、老後といった各フェーズでの人生の過ごし方について講演の記録。子供の思っている多感な感覚を大人になって失うことの寂しさであったり、大人になりきれない日本人の青年であったりと幅広いトピックから構成される。日本人は大人として扱い始めるのが遅く、大学生が子供っぽいという指摘は今も変わらず。自分から動くことができない大人が生まれて、仕事しないおじさんが生まれるのかなと思った次第。2020/09/09

roughfractus02

9
四天王寺カウンセリング講座での講演を少年期、青年期、中年期、老年期と時系列的なテーマに編集した本書は、ライフサイクル理論をベースに、ユングが分析した「中年の危機」を転換として人生の変化を臨床事例から辿る。生物的変化、家族を基点とした関係の変化、社会制度的変化が絡み合う人生は、「いかに生きるか」から「いかに死ぬか」に問いが変わる過程でもあると著者はいう。本書を読むと、どの世代も単独で存在せず、常に他世代と関係があると各事例を通して語る臨床家が、各世代と関わりつつユングの「個性化」に向かう過程も垣間見える。2023/02/25

黒木 素弓

7
河合隼雄先生の講演録。子ども、青年期、中年、老年に分けて書いてあります。河合先生の、人に対する愛情と優しさが伝わってきて、人生の辛い問題さえも愛おしくなってしまうようなお話です。2016/10/17

Ribes triste

6
講演内容の書き起こしなので、若干読みづらいですが、ついつい引き込まれてしまう内容です。生きていると様々な問題に直面しますが、河合さんの優しい言葉に心救われます。2015/04/21

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