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内容説明
第一原発への冷却放水中、真っ暗闇の中で「ピーピーピー」警報音が鳴り響く、隊員たちのヘッドライトが激しく揺れ動き、激しい息づかい…自己に課せられた責任を果たすまで、隊員たちは、何を思い、何を見て、何を感じ、何を得たか―。
目次
第1章 日本列島の大地が揺れた
第2章 揺れ動く首相官邸
第3章 日本中が怯えた日
第4章 その時、東京が大混乱になった
第5章 海が燃えている
第6章 原発現場へ消防隊の初出動
第7章 やはり消防しかいない
第8章 進む勇気と退く勇気
第9章 原発現場への再突入
第10章 戦いすんで
著者等紹介
中澤昭[ナカザワアキラ]
1937年東京都板橋区生まれる。法政大学法学部卒業。1956年東京消防庁採用。金町、石神井、荒川、杉並、志村各消防署長を歴任。1997年東京消防庁を退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tetsubun1000mg
9
東日本大震災を消防隊員の立場でとらえて描いている本。ジャーナリストや有名な作家が書いた震災関連の取材本はたくさん有ったが、消防隊員や責任者の立場からは時間が経たないと書けない内容だったのだろう。 東京消防署長を経験した著者だから取材できたんだろうなという内容でした。当時の首相や、東京電力の社長や役員たちがオロオロして決断できない状況がやっとわかった。 東京電力が原発引き揚げを検討との情報が入った時、菅首相がヘリで福島原発に乗り込んで激を飛ばしたことは本当だったんだな。 消防隊員の使命感の高さに頭が下がる。2021/06/06
さくらん母
2
3.11を思い出します。地震と津波と放射能。あらためて、消防隊員に最敬礼。2021/06/25
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