内容説明
本書では、官僚主義を介さず地方自治体や真っ先に災害に対応する人々、地域や市民の指導者、そして災害の影響を受ける人々やそれに備える人々に対して、日米の災害協力体制のあり方を提案しています。またトモダチ作戦の最前線で活躍された方々の多くの提言も含まれています。
目次
序章 なぜ大震災に備える必要があるのか
第1章 調整側からの見解
第2章 運用部隊側の見解(マクマニス元大佐インタビュー)
第3章 防災協力と軍民関係
終章 提言の要約
付録 日本における大規模災害救援活動と在日米軍の役割についての提言
世界的に尊敬された君塚大将を悼む―米国の旧友として
著者等紹介
エルドリッヂ,ロバート・D.[エルドリッジ,ロバートD.] [Eldridge,Robert D.]
昭和43年、米国ニュージャージー州生。パリ留学等を経て平成2年5月リンチバーグ大学卒(国際関係論)。同7月、来日。平成11年、神戸大学大学院法学研究科博士課程後期課程修了。政治学博士。サントリー文化財団、平和安全保障研究所等の研究員を経て平成13年大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授。平成16年~17年、在外研究先としてハワイにある海兵隊太平洋軍政治顧問。平成21年9月、沖縄県にある在日海兵隊基地司令部政務外交部次長就任。平成27年5月退任。平成28年4月、一般財団法人アジア太平洋研究所主席研究員就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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