内容説明
米国の国土安全保障省(DHS)や連邦緊急事態管理庁(FEMA)の関係者、アーミテージ氏やカート・キャンベル氏、トモダチ作戦最高司令官そして日本の内閣官房、内閣府、消防庁、東京都、被災地その他の自治体等、多くの救助作戦担当者や今後の危機管理体制再建関係者の膨大な証言に基づく、東日本大震災を教訓とした政策提言書にして歴史的資料の決定版!
目次
序章 911とは何だったのか?―ニューヨーク市危機管理センター訪問記
第1章 911以降―911後の米国は、いかなる危機管理システムを構築したか?
第2章 トモダチ作戦の本質と限界―米軍の救助作戦は成功だったのか?
第3章 311とは何だったのか?―日本国内の救助作戦に、いかなる問題があったのか?
第4章 311以降―今後の日本の危機管理は、どうあるべきか?
終章 日本版国土安全保障省の設立
著者等紹介
吉川圭一[ヨシカワケイイチ]
亜細亜大学国際関係学科を経て筑波大学大学院で経済学修士を取得。参議院議員公設秘書、国際問題評論家ペマ・ギャルポ氏事務所特別秘書等を経て2002年独立。GLOBAL ISSUES INSTITUTE代表取締役。2007年より特定非営利活動法人一橋総合研究所コラムニスト。2011年4月、311を契機として一般社団法人日本安全保障・危機管理学会(JSSC)ワシントンDC事務所長。講演歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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