災害情報が命を救う―現場で考えた防災

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784421007305
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C2030

内容説明

残念ながら多くの現場で「まさえ、自分のところで被害が出るとは思わなかった」という声を聞くことが多かった。この本では、著者が見たり、聞いたり、考えたりした事柄のなかから、一般の方はもちろん、自治体や消防、河川管理者などの現場の防災関係者に知って欲しいこと、つまりは今後の防災対策にとって欠かすことのできない視点をまとめてみたいと思っている。幾多の災害現場取材を通して、現場にこだわり、現場から考えてきた防災対策7視点を初公開!わかりやすい災害情報を追求した山崎登NHK解説委員の力作。

目次

第1章 高齢者を災害から守る―新潟県中越地震、二〇〇四年十月二十三日(土)、PM五:五十六分発生
第2章 情報を防災に活かす―史上最多の台風上陸と集中豪雨、二〇〇四年六月から十月
第3章 想定外に備える―歌舞伎町雑居ビル火災、二〇〇一年・韓国地下鉄火災、二〇〇三年
第4章 専門知識を防災に活かす―有珠山噴火、二〇〇〇年三月三十一日(金)、十三時〇七分頃
第5章 都市を直下地震が襲う―阪神・淡路大震災、一九九五年一月十七日(火)、AM五:四十六頃発生
第6章 地域の防災力を高める―伊豆諸島の三宅島の噴火と避難と復興と、二〇〇〇年(平成十二)六月から
第7章 災害とともに生きる―東海地震の取材を通して

著者等紹介

山崎登[ヤマザキノボル]
昭和29年1月14日、長野県大町市生まれ。昭和51年3月、法政大学法学部卒業。同年4月、日本放送協会(NHK)入局。盛岡局・佐賀局・長野局で勤務。昭和63年、東京の報道局社会部で災害班に所属。伊東沖海底噴火・イラン地震・救急救命士制度などを取材。平成3年から「特報・首都圏」キャスター。平成6年から、名古屋局で「ウイークエンド中部」キャスターを担当。平成7年、阪神・淡路大震災を取材。平成10年、東京の報道局社会部で災害班デスク、台湾地震などを取材。平成12年、NHK解説委員(自然災害・防災担当)。有珠山噴火、三宅島噴火、東海水害、鳥取県西部地震(平成12年)、町の雑居ビル火災(平成13年)、救急医療、韓国地下鉄火災(平成14年)、熊本県水俣市の土砂災害、十勝沖地震(平成15年)、新潟豪雨災害、新潟県中越地震(平成16年)、国連防災世界会議(平成17年)などを取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Takashi Kubo

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防災全般について、とても分かりやすく書かれていて示唆的。2013/11/30

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