内容説明
法人事業主の場合の「名宛人」は法人である。本書ではその考え方の内容をできるだけ平易に、誰でも分かるように詳細に述べている。
目次
第1章 「両罰規定」を理解しよう(名宛人自然人説;両罰規定の構造)
第2章 法律には「名宛人」は明確に書かれていない場合がある(裁判所でも「両罰規定」を間違える!;間違いだらけの告発処理)
第3章 「管理権原者」は自然人か?(なぜ自然人に固執する?;ホテル・ニュージャパン火災事件と管理権原者の問題点)
第4章 防火管理は事業主責任(大洋デパート火災事件で決着)(各最高裁判決の判断;大洋デパート火災事件と管理権原者)
著者等紹介
森本宏[モリモトヒロシ]
1930年、神戸市に生まれる。1954年関西大学法学部卒業。1955年神戸市消防吏員。1978年神戸市消防局査察課長。1982年神戸市北消防署長。1985年神戸市葺合消防署長。著書に「判例からみた防火管理責任論」、「判例からみた消防行政責任論」、「気くばり防火管理のすすめ」、「続・気くばり防火管理のすすめ」、「ファイヤー・シミュレーション・ブック」1病院火災、2ホテル・旅館火災、3デパート火災、「マンガ防火管理入門」、「防火管理とヒューマン・エラー」、「“危険犯”の考え方」、「新しい防火管理」その他。現在、神戸女子短期大学非常勤講師
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