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出版社内容情報
母や夫に気に入られるようにと生きてきたポピー。熱烈な恋の末に結婚したはずなのに、夫との間には隙間風が吹いている。だが、自らの人生を生きること、自分から愛することの大切さに気付くと……。
エロイザ・ジェームズ[エロイザジェームズ]
喜須海 理子[キスミミチコ]
内容説明
ポピーはフレッチャー公爵と熱烈な恋の末に結婚したが、4年後、夫婦の間には隙間風が吹いている。夫はベッドで自分を求めてくれない彼女が不満だったのだ。公爵の愛が冷めたと思った彼女はついに公爵家から出る決心をする。冷淡になった夫、口うるさい母から離れ、自由奔放な友人たちと暮らす道を選んだ彼女が見つけたものは?公爵との結婚生活はどうなるのか?登場人物たちの魅力的な会話で描く、人気シリーズ第2弾!
著者等紹介
ジェームズ,エロイザ[ジェームズ,エロイザ] [James,Eloisa]
NYタイムズやUSAトゥディのベストセラーリストに何度も登場している人気作家で、受賞歴も多数。父親は詩人・文学研究者のロバート・ブライ(「アイアン・ジョンの魂」の作者)。ハーバード大学卒、オックスフォードで修士、イェールで博士号を取得した英文学者で、フォーダム大学教授でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
24
すごく楽しみにしていた2作目。これぞ正当なシェイクスピアの後継者、と唸らされる舞台設定、男女の悲喜劇。けれども現代人ならではの視点で女性の肉付けがしっかりされている部分は、男性作家には難しい技じゃないかな。ロマンスというよりも「古典派英文学」と感じました。毒母に侵されてきた女性の芽生えが初々しく、感動的でした。彼女に忠実な夫は魅力的ですが、自分的には添え物です。「自分がしたいことを、臆せずに追求しよう!」そんな女性の目覚めのあけぼの、といった小説です。続きが早く読みたい!2018/06/08
trink
6
もしものためにヒロインが珍品コレクションを用意しておくところ、わかります…2017/03/20
みみ45
1
だいぶ積んだ後に読了。 愛し合いながらコミュニケーションが足らなすぎな二人。それなりに面白かった。2017/01/01