内容説明
死者34万人。87枚の油絵に描かれた実体験。
目次
将校宿舎の悲劇
丸坊主の日本女性
運命の拉致行
ソ連領 初の驚き 少年盗人集団
シベリア着第一日目の恐怖
バイカル湖の秋
バイカル湖暮景
第七大隊収容所 髭のO大尉
寒さと空腹の伐採作業
残飯あさり―赤い吹雪〔ほか〕
著者等紹介
勇崎作衛[ユウザキサクエイ]
シベリア抑留者で画家。1923年富山県生まれ。22歳で満州で捕虜となり、3年間の収容所暮らしを送り引き揚げ。復員後は、東京で家具商を営みながら、記憶を頼りにシベリアの体験をスケッチで再現していった。65歳からは油絵を始め、その後20年近くにわたりシベリア抑留体験の作品を描き続ける。全国各地で展覧会を行い、87枚の作品群やスケッチを発表。2005年秋には「NNNドキュメント」で、絵や活動などがノンフィクション番組「八十八枚のシベリア」として放送され話題を呼んだ
石黒謙吾[イシグロケンゴ]
著述家。1961年金沢市生まれ。映画化された『盲導犬クイールの一生』をはじめ、“分類王”としてなど幅広いジャンルで著書多数。編集者としても、手がけた書籍は150冊以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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