内容説明
本書では、「財産管理」の手法である生前贈与、委任契約、成年後見制度、遺言、信託、財産管理会社の活用等についてご紹介します。とりわけ、近年新たな財産管理手法として注目を浴びている「信託」にスポットを当てて解説しますので、まずは信託のことを知っていただき、ご自身の財産管理について考える際の一助となれば大変嬉しく思います。
目次
第1章 相続を考える
第2章 財産を引き継ぐ
第3章 財産管理
第4章 信託を考える
第5章 信託の始まり
第6章 信託の終わり
第7章 信託に関するQ&A
第8章 信託の実践
第9章 信託の活用事例
第10章 信託のトラブル事例
第11章 おわりに
著者等紹介
島田雄左[シマダユウスケ]
実業家・司法書士。1988年福岡県大野市生まれ。「士業ビジネスを通して知識格差をなくすこと」を信条とし、23歳のときに起業。現在では、司法書士法人、不動産会社、人材派遣会社など、複数の企業を経営し、独自の経営手法により事業を拡大させ続けている。YouTubeやTwitterでも、法律、仕事術、マネーリテラシーなど様々な情報を配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hisashi Tokunaga
1
契約(法)と信託(法)の違いが基本中の基本のようだ。受託者と受益者の関係を抑えることが眼目。家族信託の活用については司法書士でも判例が少ないことなど難儀することもあるようだ。何れにしても活用については、専門家との協同作業が必須のようだ。2024/03/05
kaz
1
相続一般、成年後見制度の説明までは浅い内容だったが、家族信託の説明に入ってからは、事例紹介も面白く、参考になる。専門的なものをかつ幅広く取り扱っているように見えるが、個々の説明は丁寧で、理解しやすい。士業でも実務に詳しくない人も多い、今後の裁判いかんによる等の解説も、正直で好感が持てる。2023/06/10
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