内容説明
資金繰りは大丈夫?代表取締役の選任は?相続手続は?社葬はどうする?M&Aの流れは?取引先や従業員への説明は?大混乱を回避するための必読書。本書は、社長の皆さんに、「自分が突然死んだら、会社は最悪どうなるのか」というワーストケースを体験してもらい、「事業承継対策」を真剣に考えるきっかけを作ってもらうことを目的としたものです。
目次
第1章 当日対応
第2章 資金繰り
第3章 代表取締役の選任
第4章 社葬(団体葬)
第5章 相続
第6章 会社の売り方
終章 創業家が考えておくべきこと
補講 緊急事業承継訓練のススメ
著者等紹介
伊勢田篤史[イセダアツシ]
終活弁護士・公認会計士。一般社団法人緊急事業承継監査協会代表理事、日本デジタル終活協会代表理事。となりの法律事務所パートナー。私立海城高等学校卒業、慶応義塾大学経済学部卒業、中央大学法科大学院修了。中小企業の事業承継支援やM&A(簡易法務デューデリジェンス等)といった企業法務を主に取り扱う。また、「相続で苦しめられる人を0に」という理念を掲げ、終活弁護士として、相続問題の紛争予防対策に力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
2
当日対応:当日の流れ 経営者による日常業務の引継ぎ 資金繰り:掛けててよかった生命保険 代表取締役の選任:後継者の選び方 株主総会決議のやり方 緊急事態における株主総会決議のやり方 社葬・団体葬:社葬の必要性 経営者突然死後の社葬対応 相続:基本的な手続の流れ 経営者の相続手続で注意すべきポイント 相続税について 会社の売り方:遺族が知っておくべき会社の売り方 経営者の遺族に立ちはだかるM&Aの3つの壁 寝た子を起こすM&A 創業家が考えておくべきこと:経営者がすべき生前対策 経営者の家族がすべき生前対策2021/04/25
としお
0
よくある死後手続き解説書、ではなく、世の経営者に緊急時事業承継対策を啓蒙する書。とても平易で素晴らしくよくできている。 事業承継準備を全くしないまま突然亡くなった社長が空の上から大混乱の会社を眺め、対策を取っていなかった事を後悔する話。最後思いがけない展開をし解決を見出だすのが面白い。知識面は全て知っているつもりでしたが唯一、社葬の重要性は見落としていた。追悼はもちろん、金融機関・取引先への事業継続意欲、後継ぎの御披露目、広報活動になるとの事。慧眼でした。2021/03/19
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