出版社内容情報
会計とは何かを追究し、その答えを紐解きながら模索してきた著者が、歴史を学ぶことによって「会計」の「真実」をつかみ取った書籍。
友岡賛[トモオカススム]
内容説明
数々の会計書を世に出してきた著者が自身3冊目となる会計の通史を10年振りに刊行!会計の存在意義を歴史のなかに知る!
目次
序章 会計の歴史を書くことについて
第1章 複式簿記
第2章 複式簿記の伝播と期間計算
第3章 近代会計の成立環境
第4章 発生主義
第5章 会計士監査制度
著者等紹介
友岡賛[トモオカススム]
慶應義塾幼稚舎等を経て慶應義塾大学卒業。慶應義塾大学助手等を経て慶應義塾大学教授。博士(慶應義塾大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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G.KIM
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通信大学レポートの参考文献じゃなければ絶対読むことはなかっであろう本。会計という切り口から歴史を論ずるのは興味深かったが、構成やロジックの組み立て型に?を感じる部分が多々あり、良質な歴史書とは思えなかった。2020/01/18
Strega Rossa
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全世界的な会計の歴史を詳説したものではなく、ピンポイントにいくつかの会計学上の論点について、他説を批判しつつ、歴史的な解説を加えた本。他の研究書からの直接引用が多く、かつそれらにきちんと引用注が付けられているので安心して読むことができる。同時に、著者自身が歴史上の一次データを得て分析しているわけではなく、あくまでも文献研究によって記述しているので、物足りなさは残る。2018/04/24