最近の粉飾―その実態と発見法 (第6版)

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  • サイズ A5判/ページ数 383p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784419062750
  • NDC分類 336.92
  • Cコード C3063

出版社内容情報

粉飾が後を絶たない。旧版でなかった新しい粉飾もあるし,新しい方向を示唆する粉飾もある。オリンパスと大王製紙を今回追加分析。

内容説明

エクセル利用の統計的手法で読み解く。沖電気、江守G、スカイマークなどの粉飾・経営破綻。直近期の粉飾を年代ごとに整理し、新しい粉飾事例を追加・詳述した最新版!!

目次

第1部 総論(最近の粉飾の特徴;最近の粉飾の手口;粉飾発見のための財務分析法)
第2部 事例研究(最近特に話題になった粉飾;資産水増型;売上水増型;売上先行計上型;局地型)
第3部 直近の粉飾(はじめに;直近第1期における粉飾;直近第2期における粉飾;直近第3期における粉飾;直近粉飾の総括;これからの粉飾の予想)
第4部 統計学利用の粉飾発見法(はじめに;ケーススタディ)

著者等紹介

井端和男[イバタカズオ]
1957年一橋大学経済学部卒業。同年4月日綿実業(現双日)入社、条鋼鋼管部長、国内審査部長、子会社高愛株式会社常務取締役などを歴任。1991年7月公認会計士事務所を開設。資格:公認会計士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Rootport Blindwatchmaker

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「爆弾の作り方」とか「遺体の処理方法」とかに近い、悪用厳禁系の本。有価証券報告書などに記載されている情報だけを手掛かりに、外部の人間が粉飾決算を見抜けるかどうかに挑戦している。財務諸表の読み方を論じた本には初心者向けが多く、そこから一歩先に進んだ書籍はあまり見かけない。経理・財務の担当者はもちろん、取引先の与信状態が気になる営業担当者にもオススメの一冊。個人的には、終盤に記載されている「回帰分析を用いた粉飾の見抜き方」に感心した。やっぱり統計学って最強の学問かも……?2016/03/06

Hiroo Shimoda

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平成27年発行の最新版。統計学利用の粉飾発見法が追加。広がりのありそうな切り口だが売上と売掛債権の単回帰分析に留まり、まだ試行段階という印象。直近の粉飾は江守なんかも載っていて勉強になった。2015/11/20

こひた

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粉飾決算の類型化と推理の手法。資産水増しが一番多いが、どれも手口は巧妙化。対策も高度化。外野からは対決が面白いが当事者は大変だ。2015/10/28

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